市民寄席50年

 京都新聞9月11日(火)の夕刊第1面には、「駅ビル10年 京の顔に」という見出しで、写真入りの賑やかな記事が踊っています。それはそれとして紙面をめくると、第6面には「笑いと涙に包まれて 京の高座 半世紀」として、今年で50年を迎えた市民寄席の特集記事が掲載されています。現在では全国各地で常設の寄席以外の「地域寄席」が開催されていますが、1957年9月にはじまったこの寄席は、自治体主催としては初の試み。だから「市民寄席」という名称に、「京都」をつけなくとも固有名詞として通用するのです。懐かしい四天王が同じ舞台に出ている写真や米朝師のインタビュー、私にとってはこちらの記事は保存版、大事にとっておきます。

 私が(一浪の後)大学に入ったのは1974年、当初3ヶ月は自宅から通っていましたが、やはり通学時間が2時間半というのは厳しく、夏休みからは下宿をはじめたのでした。それ以降は、友人諸氏を誘って市民寄席を含めて何度か落語会へ行ったことを覚えています。近年の私自身は、市民寄席よりも国立博物館で開催される「らくご博物館」のほうへ熱心に通ってはいますが、値段とメンバーを考えると、今でも魅力的な落語会ではあります。ちなみに、市民寄席の記録としてブログに残っているものは以下のよう。
第283回
第280回
第279回
第277回
第275回
第274回
第273回
第270回
第266回
第265回

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.