Gmailでの文字化け

 しばらく前から、特定の方へ送信したメールが文字化けするという問題が発生していました。今日は時間が出来たので、件のメールを検討。結論としては、その方へ送信するメールが「中国語」として処理されているということでした。メールヘッダを見てみると次のような記述が見られます。
>Content-Type: text/plain; charset=GB2312
 GB2312とは「主に中国大陸で使われる簡体字中国語の文字コード」とのことですが、彼女のお名前をメール本文に記入すると、そこに含まれる漢字によってこのように判断されるようです。ご本人に了解を得て、今後はお名前をひらがなで表記させていただくことで、まずは一件落着。

 いくつか打ち合わせる必要があって、momoさんの職場へ。そこで、先日の熊野詣時の約束でもあったGmailの解説を。理解の早い彼女には何の問題もないと思われますが、素朴な疑問は「何故、無料?」。そんなGmailに関する疑問には、ちゃんと答えてくれるサイトがあるのですね。
Gmail Maniacs
 このサイトの管理者はGmailの解説本も出版されているとか。Gmailに関する多様なコンテンツがありますが、基本的なことは、

ユーザはGmailを無料で利用できる代わりに、Google検索を利用したときに表示されるものと同様の広告がメール画面上に配信されるのを容認せねばなりません。
競合他社の無料Webメールでも広告は表示されており、サービス提供者はその広告収入で運用をまかなっているという点は従来と同じですが、ここで重要なのは、Gmailで表示されるのが「コンテンツ連動型広告」である点です。コンテンツ連動を実現するには、Googleが我々ユーザのメールの内容を、何らかの手段で“覗いて”解析する必要があることを意味するからです。
もちろん、“覗く”という処理をGoogleのスタッフのような実際の人間が行うわけではなく、システムが自動的にコンテンツのスキャニングを行なうだけですが、Gmailを利用する上でユーザはこの点をきちんと理解しておくべきでしょう。

 同じことを先日F兄からもご教示いただいたのですが、この辺りは当然のことながら、利用者の評価の分かれるところでしょうね。私自身は、give & take と割り切っていますが。
 ちなみに、Gmailとは関係ないのですが、momoさんからのコメントは必ずスパム扱いとなってしまいます。WordPress では Akismetというプラグインがスパムブロックをしてくれていますが、日本語のようなマルチバイトの処理にはまだまだ完全ではないようです。そのため、毎日数回はスパムと判断されたコメントに本来のコメントが含まれていないかどうか、チェックしているのが現状です。 😕

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.