花見酒

花見酒 テレビでは東京や静岡の桜の満開映像、こちら京都も一気に開きはじめましたね。これは花見をせねばと思いつつ、風の強さや花冷えの寒さでとても屋外で酒を飲める状況ではありません。30日(土)は午後から来客、前回同様nonkiさんがウェブサイトづくりのお勉強に。WordPressを利用して、経営されている工務店のコンテンツ作りに励んでおられます。3時間半の作業後、早めに帰宅したツレアイも一緒の夕飯。花を見ない花見酒、安くて美味しいワインと手料理で大層盛り上がった夜でした。

 まずはワイン、基本は「安くて美味しい」。nonkiさんとツレアイがそれぞれ市内の酒屋をチャリンコで探し求めたもの、今回は南アフリカ・イタリア・チリ。もちろんすべて1000円以下、もちろん好みはあるでしょうが十分美味しくいただけます。
 今回の料理は、このところ来客時の定番メニューとなった「鶏のみぞれ煮」。鶏のモモ肉をフライパンの弱火で油を入れずにじっくりと焼き、皮にこんがり焼き目をつけます。両面焼いたら醤油・味醂・酒を1:1:4、減塩対策も兼ねて塩は用いません。火が通ったら肉を取り出し、煮汁にたっぷりの大根おろしを加えて煮詰め、皿に盛った肉の上からたっぷりかけます。仕上げはもちろん、黒七味。
 炊き合わせには、筍を入れました。毎年、母が送ってくれる筍は処理済みのもの、今回は自分でスーパーで購入したものを炊きました。皮のままで深鍋に入れ、たっぷりの水に糠と唐辛子。1時間程度じっくり煮てから、流水で皮を外します。後は、食べやすい大きさに切り分けるだけ。先日遊びに来た学生の手土産の赤蒟蒻と里芋、カボチャも加えると結構華やかな彩りとなりました。もう一品は野菜の炊いたん、今回は白菜・小松菜・ほうれん草、緑の濃淡が綺麗です。
 さて、今日こそは本当の花見をせねばなりません。日中に、梅小路公園まで出かけるつもりです。

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.