悪徳商法 さらばでござる

 千里金蘭大学人間社会学科には「伝統芸能演習」という授業があります。大学所蔵の文楽人形・お染をプロの人形遣いさんの指導を受けて操作し、自作の芝居を上演してしまうというなかなかすごい授業。さらに今年は、これもプロの太夫さんに非常勤講師をお願いして語りの練習にも取り組みます。この取組はけっこう評判を呼んで、時には学外の様々なところへ出張公演を依頼されることも。一昨年の夏になりますが、学会の中で上演されたこともありました。今年は大阪府消費者フェアに出演することが決定、あまり時間に余裕のない中、一生懸命準備に取り組んでいます。興味のある方、ぜひご来場ください。詳細はこちらのページをご覧ください。

 この授業を担当されているのは藤十郎さん、このブログにも時々おこしいただいています。ご本人は国文学の研究者ですが、文楽についても大変造詣が深く、雑誌・上方芸能の文楽評も担当されています。ご自身のブログのサブタイトルにもあるように、この数年は耳が(ほとんど)聞こえない状態で教育研究に取り組んでおられます。2006年6月17日にはNHKの番組にも登場されました。オンラインでご覧いただけますよ、連休でお時間のあるときにぜひご覧ください。

文楽と聴覚障害に生きる
つながれば心に聞こえる

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.