「韓国の原爆被害者を救援する市民の会」からの告知です。関西在住で関心をお持ちの方、是非ご参集下さい。
日時：10月14日(火)午後４:30〜 第13回在韓被爆者手帳裁判
場所：大阪地裁806号法廷（地下鉄または京阪電車「淀屋橋駅」から北へ徒歩約10分）
連絡：韓国の原爆被害者を救援する市民の会(豊中市東豊中町4-21-10 TEL/FAX 06-6854-7308)
▼7月31日に広島地裁は，本大阪裁判とまったく同様の在ブラジル被爆者裁判において，「被爆確認証の交付を受けた原告がブラジルから行った手帳交付申請を却下したことは違法である。原告が402号通達によって受けた精神的被害に対し110万円の慰謝料を支払え」という判決を下しました。これに対して日本政府は，慰謝料110万円の支払いを認めましたが，手帳交付については被告広島県に控訴させました。
▼9月2日には広島高裁が，被爆確認証の交付を受けた三菱徴用工被爆者の裁判で，「韓国からの手帳交付申請を却下したことは違法である」との判決を下しました。
▼今度の大阪裁判では，前回，原告らが日本政府に行った和解要求に対して，日本政府が返答することになっています。原告からは，前述の広島地裁と高裁の判決文を提出し，日本政府に再度，無駄な争いはやめて，病床にある原告らのために，早期の和解と手帳交付を求めます。
▼裁判は今回で結審を迎えそうです。多くの方の傍聴支援をお願いします。裁判後，報告集会を大阪弁護士会館1107号室で行います。ピースボートに乗ってこられた郭貴勲さんからのお話や市民の会からの報告もあります。
