紅葉ハイシーズン

高台寺から いよいよ京都は紅葉シーズンのクライマックスを迎えようとしています。そんな、誰が考えてもメチャメチャ混雑している11月15日(土)、4年生の学生6名とマチ歩き。今回は、京都文化博物館の特別展からはじまって、錦市場・南座・八坂神社・高台寺・清水寺というコース。ただし、二年坂の途中でヒールを履いてきた学生一人がギブアップ、高台寺公園まで戻ってしばし休憩。その合間に私は階段を上がって高台寺の駐車場から市内を見たのがこの写真、前日の天気予報では下り坂ということでしたが、運がよかったですね。この後は疲れ切った学生たちを励ましながら阿吽坊へ、始業30分前に特にお願いして、少し早めの夕食。彼女たちを帰してから、激励に来てくれたsampe氏と軽く一杯、いつものような長居はせずに帰路につきました。例年のことではありますが、この時期の京都(特に東山)は大渋滞。いつもとは逆方向の四条経由で、河原町から西院まで阪急電車、そこから市バスという迂回ルートで帰宅しました。

 京都文化博物館の特別展『源氏物語の世界』は、16日(日)まで。学生諸君には少し退屈だったかもしれませんが、私は音声ガイドを借りて(500円)、駆け足で見て回りました。今回の企画は、源氏物語が江戸期にどのように受容されていたのかがメイン。何しろ人が多いので近くでじっくりと見ることは不可能、それでも、本居宣長の著作や華やかな錦絵・屏風など、なかなか楽しませていただきました。江戸期における文化の広がりは、それまでの良家の子女(?)の嫁入り道具の一部であった源氏物語が一般化し、とくに高級遊女には必須の教養であったことなど、いろいろと興味深い展示でありました。別のフロアでは源氏物語に関連した、様々な作家の新作展示などもあったのですが、こちらは本当の駆け足で。最後に図録を買ったので、冬休みの楽しみ(!)にとっておきます

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.