マンガミュージアムはおもしろい

京都国際マンガミュージアム 今日はセンター試験準備で職場は臨時休講、学生は休みですが職員はもちろん出勤しています。私はと言えば、遠来の客のお伴で京都研修、国際交流室長(sampe氏!)の選んだ先は京都国際マンガミュージアム。私は初めて来たのですが、いやぁ、おもしろいですねぇ。常設展と特別展を駆け足で見て回ったのですが、本気で年間パスポートを買おうかと思ったくらい。おりしも特別展「平安マンガ絵巻第2巻」の開催中、この展示、とくに解説が大変良くできています(一部どうかなというのもありますが)。来週の担当授業で是非紹介したいですね、ただし、特別展は18日(日)までですが。釜山からのお客様たち、楽しんでくれたかな?

 このミュージアムには、今となっては手に入らないような古い単行本や週刊誌のバックナンバーなどが並んでいますし、貸本屋さんからの貴重な寄贈図書もあって、マンガ好きにはたまらない空間でしょうね。私にとって一番おもしろかったのは、地下の書庫前の展示。少年マガジンが100万部突破(巨人の星)、150万部突破(あしたのジョー)といったリアルタイムで読んでいた雑誌の現物と、久しぶりに会うことができました。隣の「花の24年組」つまり1949年生まれで70年代に活躍する漫画家たちの紹介では、萩尾望都、大島弓子、山岸凉子、樹村みのりといった、その作品をほとんど全部読んでいる作家の名に再会することもできました。もちろん、単に漫画を読むだけではなく、サブカルチャーの研究者たちにとっては貴重な研究資料の宝庫でもあって、そのような人向けには研究室も利用できるようです。是非もう一度、ゆっくりと訪ねてみたいと思います

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.