夏から秋へ

キョウチクトウ

キョウチクトウ,
originally uploaded by myonckr.

ここ二日ほど、朝晩は大変涼しくなりました。日中は日差しがありますが、吹く風は心地よく、空を見上げれば雲の様子などもう秋ですね。今年の夏の収穫は、キョウチクトウサルスベリの花を覚えたこと。もちろん、樹木も花も毎年見ているわけですが、ちゃんと一対一に対応できるようになったのです。日曜日のウォーキングの成果ですが、今月はほとんど歩けてないなぁ。写真は阪急北千里駅近く、職場へと続く住宅街には延々とキョウチクトウ・ストリートがあるのですね。盛夏にはギラギラと、少し嫌らしいくらいに咲き誇っていたこの花も、晩夏になるとさすがに疲れて来たよう。ご苦労様と、言ってあげたい気分です。



 福岡の叔母がかつて語ったところによれば、キョウチクトウの花が大嫌いだと。というのも、福岡大空襲で多くの人が犠牲になり、その時の血の色を連想させられるためとか。彼女は1930年の生まれですから当時は女学生、多感な時期の体験はそれほど強烈だったのでしょう。私にとってのキョウチクトウは、まさにフランク永井であります。先日の東京出張の後でiTunesStoreで購入したベストアルバム、その中に納められている「大阪ぐらし」は一番好きな歌でして、小さい頃から「花も茜のキョウチクトウ」と唄ってきたわけです。大阪のご当地ソングの代表格として有名なこの歌、ご存じない方はぜひこちらで歌詞をご覧ください

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.