続・ご縁ありがたく

ベーコンと野菜のトマト煮

 台風の影響で、気温はそれほど上がりませんでしたが、蒸し暑い京都でした。このところ私は夏休みですから、午前5時起床で早朝梅小路公園ウォーキング、帰宅後に朝食をいただいてから洗濯というのが朝のメニュー。いつもならその後は読書タイムですが、今日は早めの外出、前任校時代の教え子と会う約束があったからです。N君は平成10(1998)年3月卒業とのことですから、社会人13年目、山形県への出張の帰路京都へ立ち寄ってくれたのです。彼は卒業後すぐに某テレビ局の制作部に就職したのですが1年後に退社、両親のふるさとである三重県宮川村(現在は合併して大台町)の役場職員となり、私も仕事で何度か顔を会わせてはいました。午前10時半に四条烏丸で待ち合わせ、錦市場から三条通、祇園、先斗町から新京極へと約1時間の京都市内散策。ほどよく汗をかいたところで新京極でビール、仕上げに蕎麦を食べて昼過ぎに別れました。彼の最近の仕事の様子を聞きながら雑談しただけですが、ずいぶんとたくましくなったのは心強い限り。帰宅後に一眠りして起き上がると、同僚sampe氏からMMS、蓼科土産のハーバルノートのハーブ・スパイスを届けるとのこと、早速今夜の一品に利用しました。ありがとうございます。

 このところ私が夕飯準備中に次男が大学から帰ってきますが、夕刊とその日の郵便物をリビングへ。中にあったのが鳥越皓之さんの近著・地域の力で自然エネルギー! (岩波ブックレット) 、懐かしい自筆の宛名で御本をいただきました。鳥越さんは現在早稲田大学にご勤務されていますが、以前彼が担当する放送大学の「環境社会学」の講義の1回分をお手伝いしたことがあって、そのときの舞台が三重県宮川村、つまり本日昼に一緒にビールを飲んだN君の地元なのですね。森の番人という水販売事業を、コミュニティ・ビジネスの先駆として位置づけて紹介しつつ、過疎山村の環境保全型地域づくりを取り上げたのでした。あれからずいぶんと時間が経ちましたが、奇しくも同じ日に卒業生とお世話になった先生の両方のご縁をいただき、改めてお盆休みを意識したことでした。

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.