ルイーサ、良かった!

 昨日の建国記念の日、久しぶりに映画に行きました。選んだのは京都シネマの『ルイーサ』、いやぁ良かった!どんな映画? こんな映画です。

ブエノスアイレスで猫のティノと暮らすルイーサ。
夫と娘を失ったつらい過去をひきずりながらも、
仕事を2つ掛け持ちして規則正しい生活を送っている。
人付き合いも人ごみも大嫌い。
ある朝、ティノが死に、同じ日に仕事を2つとも解雇される。
手元に残ったのは、わずか20ペソ(約500円)!
途方にくれながらも、初めて降りた地下鉄の駅でヒントを得て、
ティノの埋葬費を稼ぐため、ついに行動を開始する。


 アルゼンチンの国情については何も知識はありませんし、映画事情も知りません。でも、主役のレオノール・マンソという女優さん、とても素敵でした。私個人の瞬間的印象で言うなら、奈良岡朋子さんと樹木希林さんを足したようなイメージ、知的かつコミカルな演技も出来る方。詳細については映画のサイトをご覧いただくこととして、地下鉄を舞台としたブエノスアイレスの日常がうかがえて興味深い。「仕事仲間」の片足をなくした男性とマンションの管理人と3人でのラストシーン、いやぁ、素晴らしかった。ハリウッド映画には何の興味もないのですが、こんな映画に出会うと、やはり映画はいいですね。上映場所は限られていると思いますが、ぜひ映画館でご覧下さい。

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.