今日から二十四節気・処暑の末候、禾乃登(こくものすなわちみのる)。いよいよ新米の時期ですが、3年前には紀伊半島大水害がありました。今年の夏もあちこちで豪雨被害、近頃の野菜の高騰には困ったものですが、それにもましてお米の生育が心配。生産者のご心痛はいかばかりか、ただただ少しでも多くの収穫を祈るばかりです。
私の通っていた中学校では、秋になると「農繁短縮授業」というものがありました。田舎でしたから、中学生は貴重な労働力、授業を昼に終えて午後は家の手伝いをするのです。もっとも、私は農家ではありませんでしたからちょっとした息抜きを楽しんでおりました。我が家周辺ではさすがに黄金色に成長した稲など見ることは出来ません、しかし、玄関横のプランターでそれなりに季節の変化を確認できます。写真はコムラサキ、だいぶ色づいてきました。ぼちぼち、新米を味わいたいですね。