草露白

コムラサキ色づく
コムラサキ色づく

 今日から二十四節気の白露(はくろ、大気が冷えてきて露ができ始めるころ)、初侯は草露白(そうろしろし:草に降りた露が白く光る)。我が家のコムラサキ、随分と色づいてきました。朝の空気も冷たくなったし、秋色濃くなったことを実感しますね。個人的には夏休みが終わり今日から仕事の秋モード、まずは週末に迫った合同社会調査実習本調査です。

北原白秋の生家
北原白秋の生家

 週末に一泊二日で福岡へ、初日は北九州市で仕事(日本インターンシップ学会第15回大会)、二日目はプライベートで柳川へ。目的は白秋記念館、写真は彼の生家の内部ですが、この先に記念館があるのです。26年前義父の初盆の翌日に立ち寄ったのですが、当時は3人の息子が小さく資料鑑賞は無理と判断し、生家の見学のみで資料展示は未見。それ故、今回はどうしても立ち寄りたい場所であったのです。西鉄福岡(天神)から特急に乗って柳川まで46分、同時に降り立った観光客とおぼしき人たちはほとんど水郷めぐりの乗船場へ。我々は執拗な勧誘(?)を避けてバス停へ、適当なバスがないためにタクシー選択、約10分で到着。以前は生家は無料・資料館が有料であったと記憶していますが、現在は生家の入口で入館料(400円)を支払います。なるほど、生家だけ観て資料館をパスする人が多かったのでしょうね、それでは運営に支障を来すでしょうからやむを得ないところ。
 資料館は二階建て、一階は柳川の紹介、二階が白州のためのスペース、ウェブサイトから概要を紹介すると、それぞれ・・・

有明海に面した水郷を背景とした、中世以降の柳川の歴史と人々の暮らしの様子を、「柳川の歴史」、「柳川の民俗」、「柳川の祭り」、「柳川の伝統工芸」など数々の展示品で紹介しています。

明治、大正、昭和の3代を生きた北原白秋の生涯を5つの時代に分け、時代を追って、白秋の偉大な業績の全貌を紹介しています。白秋直筆の原稿や貴重な資料の数々が展示されています。

 テーマ別の展示、わかりやすくて結構でした。詩・和歌・校歌・童謡・民謡、言葉の力と多彩な表現、それを育んだ柳川の風土、見応えある90分でした。

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.