おおはらえ、おおわらわ

菅大臣天満宮

 6月30日は夏越の祓、12月31日も含めて年に二度の大祓、各地で茅の輪くぐりの行事が伝えられています。出勤時に立ち寄った菅大臣天満宮には、大きな茅の輪が用意されていました。せっかくなのでお参りしてきましたが、茅の輪は左回り、右回り、左回りと8の字に3回通って厄を祓うのだとか。もっとも、2限の生涯学習論で映像を紹介した宇佐神宮のように、7月31日に行うところもあって、京都では八坂神社もそうですね。過去の記録をたどってみると、2006年に学生たちと八坂神社に詣で、その後阿吽坊で前期の打ち上げをしています。それはそれとして、今年も半分が過ぎたわけで、慌ただしいですね。6月中に片付けてしまいたいことが山積していましたが、なかなかはかどりません。とりあえず、先日予備調査を済ませた合同社会調査実習の昨年度の報告書が完成したので、Web版の作成・アップロードの作業を何とか済ませました。とはいえ、レポート自体は過去に悪用されたことがあるので、原則として関係者のみの閲覧に限定していますが。ただ、ブログについてはちょっとしたトラブルがあったので、後日の作業となりました。
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吹田市制70周年記念式典に行ってきました

記念品

 やっと春らしい暖かさ、阪急沿線の桜はどこも一挙に満開モード。千里線の吹田駅下車すぐのメイシアター、吹田市制70周年記念式典に(学長代理で)出席しました。市民向けのお祝いコンサートに先立って、祝辞やビデオメッセージ、挨拶に加えてコンサートのプログラムを取り込んで3時間弱、長かったけど賑やかなイベントでした。写真は頂いた記念品、吹田市政70年史・わかりやすい吹田の歴史(本文編)・芽吹(吹田くわい焼酎)・吹田いずみの水(水道水)・輝く吹田ゆめ未来(DVD)・スレンダーライト・すいたんバッジ。このうちスレンダーライトというのは八尾市に本社のある会社の製品、薄手のライトなのですが、これがなぜ吹田市と関わりあるのかわかりません。ともかく、簡単なセレモニーを想像していたので、盛りだくさんの内容にはちょっとびっくり。終了後は前学長に偶然お会いし、一緒に梅田へ移動して遅めのランチは鰻(とビール)。当初は職場へ寄って仕事を片付けるつもりでしたが、さすがに空腹時のビールが美味しく、すっかり休日モードで早めの帰宅。そろそろ夕飯考えます。
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花寒の入学式

緞帳

 昨日は全国的に穏やかな天気、一斉にサクラが開いたとのこと。しかし、夜来の雨や強風で、サクラには厳しいお天気が続きます。私の職場では今日が入学式、開始直前までは雨が降っていましたが終わる頃にはすっかり上がり、何とか屋外で記念撮影をすることができました。残念ながら私の所属学部は昨年度から募集停止、新入生はいませんが、3年次編入生が4名いたので一緒に記念撮影。式後の履修指導は学生よりも教員の方が多いという贅沢さ、あと2年の学生生活を十分に楽しんで欲しいものです。写真はホールの舞台にある緞帳、1400名収容可能で(私自身は)年に数回しか足を踏み入れない場所ですが、大変見事なモノです。iPhoneの写真なので解像度は高くありませんが、ぜひ画像をクリックした上で、フルサイズでご覧下さい。
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三期生の卒業式

ミニカード

 3月19日(金)、千里金蘭大学では卒業式が行われました。大学としては4度目、人間社会学部としては3度目、そして短期大学部としては最後のセレモニーでした。昨年から入学式・卒業式の運営を教員中心の実行委員会方式に変更、お金持ちお嬢さん短大の頃とはすっかり変わった手作り感たっぷりの進行は、卒業生が中心という、本来的な形を主張した誠に結構なものでした。終了後は壇上での記念撮影、教室に分かれての行事、その後は卒業生が研究室を回って記念写真を撮る姿があちこちに。夕方からは各学科ごとの卒業記念パーティー、私の学科は梅田のホテル阪急インターナショナルでの開催、少人数故小さい部屋でのささやかな打ち上げ。学生と教員の距離の近さが売り物(?)であった4年間、みんながみんなを知っている安心感に裏打ちされた和やかな集まりでした。別れる前に彼女たち全員に、写真にあるミニカードを渡しました。これは、flickrの写真を利用したサービスですが、手作り料理の写真の裏には携帯番号やアドレスを印刷したモノ。卒業生の皆さん、お金が無くてお腹が空いたらいつでも遊びに来てくださいね。どうぞ、お元気で。
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涅槃図を見てきました

涅槃図の中のネコ

 お釈迦様が入滅されたのは陰暦2月15日とされていますが、現在では3月15日に涅槃会を営むお寺がたくさんあります。毎年3月14日〜16日に涅槃会を営み涅槃像を公開している東福寺泉涌寺に行ってきました。東福寺は紅葉の人気スポットですが、この時期に訪れるのは初めてかな? 紅葉人気の通天橋は有料ですが涅槃図が掛けられている本堂は無料、天井に描かれた堂本印象作の龍の絵は承知していましたが、涅槃図を拝見するのは初めて。いやぁ、でかい!縦15メートル横7.3メートルの大作は吉田明兆作、こちらの特徴は「猫」が描かれていること。ところが、本堂で拝見しているときにはいくらさがしても見つかりません。それならと購入した8枚組の絵はがき、こちらには写真のようにちゃんと猫をアップしたものが用意されていました。折しも三門も涅槃会にあわせての一般公開、ただしこちらは500円必要、きつい階段を上がるとそれはそれは素晴らしい眺望が開けます。涅槃図の掛けられた本堂を見下ろし、その向こうには京都タワーを含めた京都市南部が一目で。曇り空かつ少し肌寒くはありましたが、なかなか楽しい体験でした。
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寒中お見舞い申し上げます

 今日は年明け最初の授業日、午前中の授業で、「なぜ、正月はおめでたいのか?」「年賀状はいつまでに出すのか?」などといった話題を取り上げておりました。受講生が15名という少人数の授業ですが、年賀状を出したという学生はそのうち3名のみ、かくいう私も出さないのですが。そんな学生たちですから、例えば今日になって新年の挨拶状を出すには「寒中見舞い」とするのだといわれても、当然ぴんと来ないのです。その延長線上で、「暑中見舞いと残暑見舞い」の使い分けに言及したのは、これは授業の主題が二十四節気だったから。年末の記事でも言及したのですが、気象・気候の変化と生活を結びつけるこのような表現とそれに関する行事などは、いわば心のサプリメントみたいなものですね。できればそれを身体で実感して欲しいと、明日は京都で学外研修を実施します。寒さが続きますが、今年はヒートテックを着用しているので心配なし、楽しい一日としたいものです。
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冷たく、温かい入学式

4月2日(木)北千里駅前 朝方に雨はやんで晴天が広がる2日(木)、職場では入学式がありました。通勤の阪急電車からは愛宕山の山頂付近が真っ白、終点の北千里駅では時折突風が吹き、咲き出した桜も固まっています。昨年からの手作り入学式、裏側ではドタバタの連続なのですが、受付の9時前にはすでにかなりの人出。驚いたのは、例年になく保護者の数が多いこと、そして春休み期間中と言うことで家族連れが多い! 受付を済ませた新入生は学科ごとに食堂で、保護者は講堂のロビーでそれぞれ待機、その間に新入生代表はセレモニーの予行演習。学科ごとの代表が学長の前で宣誓をするのですが、みなさん緊張した面持ちは当然のこと。開式20分前になると新入生が学科ごとに教員に引率されての入場、予定通りの進行で順調に進み、最後は学園の歴史をコンパクトにまとめたスライドショーで終わり。この間ほぼ一時間、途中で一切私語はなく、とても簡素ですが温かみのあるいい入学式であったと思います。終了後は入場順に退場、そのまま集合写真の撮影、教室でのクラス行事と続きます。すべてのスケジュールの最後に教員全員の集合写真を撮るのですが、予定よりも30分近く遅れて何とか終了。風の冷たい一日でしたが、気持ちよく終わることが出来ました。
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二期生の卒業式

名前入り箸 私の職場では本日が卒業式、所属学部にとっては二期生の卒業式でした。職場に着いたのが8時20分頃、すでに袴姿の卒業生たちがぽつぽつと集まり始めていました。会場となる佐藤記念講堂では、9時過ぎから表彰式に登壇する学生を集めての予行演習、9時30分過ぎから学生と保護者が順次入場、私は舞台上で役職者の席に座って10時の開式を待ちます。緞帳が開いていよいよ卒業式のスタート、最初は学位記授与。各学科長が卒業生の名前を読み上げ、呼ばれた学生は客席で返事をして立ち上がります。最後に総代の名が告げられ、登壇した彼女が学長から学位記を受け取る、私の所属学科は2番目でした。その後は商議員賞・佐藤賞という特別賞の表彰、学長式辞、来賓祝辞と進んで、最後は今年初めて登場したフォトシネマ上映。この段階で壇上の役職者が退席して客席へ移動し、舞台にはスクリーンがおろされます。やがて暗い場内に映像が流れ始め、タイトルは「金蘭ストーリー」、はい、AIの歌う「ストーリー」をテーマとしたもの。幸いにも客席の反応も良くて(?)それなりにいい雰囲気となりました。その後は拍手で卒業生を送り出して式は終了、舞台袖に回った学生たちが舞台上で学科ごとに記念写真。終了後は教室に移動しての学科行事、学生証を回収したりアンケートをとったり、最後にいよいよひとりひとりに学位記授与。これで、彼女たちの4年間がすべて終了、みなさん、卒業おめでとうございます。
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彼岸の入り

おはよう・・・ 暖かな一日、京都では今年初めて最高気温が20度を超えたとか。春本番を感じたか、ココはいつもより早起き、朝食後にしきりに相手をせがみます。しかし私はもう少し寝たい、布団をかぶって寝込みを決めるとそのうち静かに。朝になって起き出してみると、いつもと違って押し入れ(開けっ放し!)の中で寝ていました。おはようと声をかけるのですが、どうやら拗ねているみたいな斜め目線。出勤途上の北千里駅の交差点、何とはなしに目に違和感を感じました。まさか花粉ではと、一瞬びびったのですが、夜のニュースによれば黄砂が大量に飛んでいたのですね、ちょっと安心。職場では昼休みに卒業式の予行演習、私にとっては二期生を送り出すことになります。昨年は雨でしたが、今年は(19日)今のところ晴れマーク、何とかこのまま持って欲しいものです。さて、彼岸に入りました。京都では東山五条あたりを中心にお墓参りの混雑が始まります。私も気にはなっているのですが、なかなか・・・。
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今夜は送別会

 慌ただしい一日でした。今年度最後の定例教授会に備え、早めに出勤して議題整理と資料準備。2限は会議、終了後は昼休みを利用しての打ち合わせ。午後は学科会議と教授会、合間を利用して持参したおにぎり1個でランチ。いつもより長めの教授会終了後には別の打ち合わせ、部屋に戻って報告文書を作ってすぐに提出。すでに夕方、玄関前には迎えの阪急バスが横付け、今夜は千里阪急ホテルでの送別会。閉会直後に飛び出してモノレール・阪急と乗り継いで帰宅、久しぶりの風呂に入ることが出来ました。 :mrgreen:
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