市民寄席50年

 京都新聞9月11日(火)の夕刊第1面には、「駅ビル10年 京の顔に」という見出しで、写真入りの賑やかな記事が踊っています。それはそれとして紙面をめくると、第6面には「笑いと涙に包まれて 京の高座 半世紀」として、今年で50年を迎えた市民寄席の特集記事が掲載されています。現在では全国各地で常設の寄席以外の「地域寄席」が開催されていますが、1957年9月にはじまったこの寄席は、自治体主催としては初の試み。だから「市民寄席」という名称に、「京都」をつけなくとも固有名詞として通用するのです。懐かしい四天王が同じ舞台に出ている写真や米朝師のインタビュー、私にとってはこちらの記事は保存版、大事にとっておきます。
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京都・らくご博物館【夏】vol.14

考えない女 今日も暑い一日でした。制度上休みを取らなくてはならないけれども、実態上休みを取れないツレアイは、午後からの半休。入魂の(?)手作りめんつゆで少し遅めのお昼ご飯を素麺で済ませ、出かけた先は京都国立博物館。彼女念願の「着物で落語」を実現することが出来ました。夕方とはいえ日射しのきつい博物館、ほとんど人影もなく噴水さえ止まっている園内をうろうろと。「考える人」の前で「考えない女」を演じていただきました。 :mrgreen:

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桂米二独演会

 台風接近中、京都は雨が降り続いています(風はまだありません)。京都在住の噺家・桂米二さんの独演会に行ってきました。同行はharimayaさん、O君、ツレアイとその友人のWさん。O君にとっては生落語初体験、結構気に入っていただけたようでよかったです。会場は京都駅八条口のアバンティホール、昨年秋には米二さんの30周年記念の会が催された場所。終了後は、仕事に戻るharimayaさんと別れて、さらっと祇園祭を見学して阿吽坊へ。雨がひどくならないうちに帰宅しましたが、落語も食事も十分満足できた今夜でした。
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第7回 桂雀々 独演会

 金曜日,1限目の授業の関係で7時前に自宅を出ました.週末に3コマの授業は堪えますが,明日は休みと言い聞かせて何とか持ちこたえました.16時10分に授業を終え,まだ残っている皆さんに申し訳ないと思いつつ,北千里から河原町,市バスに乗っての行く先は京都府立文化芸術会館,第7回桂雀々独演会へ行ってきました.近頃はこの種のイベントは必ずチケットを4枚予約,今回は職場の仕事の関係で同僚を誘うことが出来ず,ツレアイとその友人二人と一緒.予想以上のいい会で大満足,午後9時前に会場を出る頃には雷が鳴って激しい雨に,何とかタクシーを捕まえての行く先は久しぶりの蔵倉.楽しい金曜日の夜を過ごすことが出来ました.
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公開講座開講式でした

落語実演 千里金蘭大学生涯学習センター主催の公開講座の開講式が行われました.お天気に恵まれた土曜日,旧館の階段教室を使用してのプログラムは学長挨拶,私の記念講演,桂米左さんの落語実演という内容.参加者は50名程度でしたが,みなさん大変熱心に聴講されていました.午後からは,定期演奏会があってかなりの人出,私の方は早めに失礼して北千里で遅めの昼食を頂いて先ほど帰宅.久しぶりに,余裕を持って夕飯を造ることが出来ます.

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京都・らくご博物館【春】

 会議続きの木曜日,授業の合間の事務処理に忙しかった金曜日,連休直前の慌ただしいここ数日でした.昨夜は久しぶりの落語会,京都国立博物館の「らくご博物館」も数えて13回目.春夏秋冬それぞれに5席の落語の会,ちなみに前回は1月19日のセンター試験前夜の寒い夜.私にとってはもはや風物詩的イベントになりました.
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