文之助・塩鯛二人会

文之助・塩鯛二人会
文之助・塩鯛二人会

 桂文之助さんは1956年5月生まれで75年3月に枝雀師に入門、桂塩鯛さんは1955年2月生まれで77年1月にざこば師に入門。私自身も年齢が近いことから親近感を持つお二人の落語会、久しぶりにKBSホールへ出かけました。今日の京都は朝から異様な蒸し暑さ、お昼には強烈な雷雨、あまりの雨の激しさにトイレからゴボゴボと異音。どうやら、下水が悲鳴を上げている様子。案の定、会場へ向かう途中で数カ所パトカーが出て通行規制、下水のトラブルで道路が盛り上がっているところもありました。折しも今夜は五山送り火、果たして無事行われるのでしょうか?
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第225回上方落語勉強会

[flickr id=”9405423930″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”large_1600″ group=”” align=”left”] この回は、落語作家・小佐田定雄さんが提供する新作落語に当日の客が題をつける「お題の名づけ親はあなたです」という企画が売り物、今回指名されたのは桂塩鯛さん。しかし、それ以上にトリで吉坊が「深山隠れ」を演じるとあって、早くから友の会割引でチケットを準備していました。生で聴いたことのない私にとっては幻のネタ、期待に違わぬ好演で大満足、他の出演者には申し訳ないのですが、この一席だけで十分という会となりました。それにしても、よく入っていました。いつもなら、最初は座布団の間隔をそれなりにとっているのですが、今回は最初からきっちりとした敷き方。吉坊効果かな?
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米朝一門会(2013年1月2・3日)

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 正月にはやはり笑いで福の神を招き入れたいもの、昨年の場合は元日に吉弥さんの会、4日に天満天神繁昌亭での歌之助が遺したネタ達と2回出かけていました。今年はサンケイホールブリーゼでの米朝一門会、例年2日間にわたって開催されますが、私は3日(木)に行ってきました。開場5分前に着いたのですがホールには大勢の客、ほどなく三味線・鉦・太鼓で賑やかに(これはシコロと呼んでいいのか?)客を迎え入れ、私の座席は1階最後列、場内は満席どころか補助席も出る大入り。新春らしい華やぎの中で、まずは開演前にグッズ購入。米朝一門の系図手ぬぐいは数枚手元にありますがだいぶ古いもの、米二さんのお弟子さん・二葉ちゃんの名前が入ったものが欲しくて早速購入。その横には昨夏の桂米朝展で販売された資料集の新しいバージョンがあったのでそれも購入、嬉しい土産が出来ました。
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桂塩鯛襲名披露公演@南座

 昨年8月6日に始まった四代目桂塩鯛襲名披露公演、そのうち上げが本日京都南座で昼夜の二回興行として行われます。昼の部のチケットを取っていたのですが場所は三階の一番後、二席並んだ角の席で出入りが楽なので助かりました。上から一階を見下ろすと、花街の綺麗どころやお姉さん方が目立つ客席はほぼ満席。中入り後の口上では無礼講の爆笑続き、なかなか楽しませていただきました。本人も半年経ってようやく名前に馴染んできたとのこと、体調管理に気をつけられて、より一層の精進をお願いしたいものです。
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米二・塩鯛二人会

 12月7日(火)、念願の天満天神繁昌亭へ初めて行ってきました。阪急電車淡路駅で地下鉄堺筋線に乗り換えて南森町駅下車、日本一長い天神橋筋商店街のすぐ近く、いい場所にありますね。中に入ると、想像していたよりもだいぶこぢんまりとしていい大きさ、ただ、椅子はいただけませんね。座席は固いし前後の空間も狭い、建設時期からすればもう少しゆとりのある設計かと思ったのですが、やはり費用の関係か。冬場ということでみなさん厚着、和服姿の女性など席の出入りにだいぶ苦労されていました。二人会は三回目、ただし、都丸さんの襲名後は初めて。季節感あふれるネタにひかれてやってきたのですが、十分満足できる一夜でした。
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