第三回桂米二一門会(京都文芸会館)

 京の噺家・桂米二さんの一門会、第一回は2012年1月29日、第二回が2012年5月6日、そして本日が三回目。一門とはいえ弟子二人、師匠の配慮(叱咤?)でこれだけ頻回に出番を与えていただけるのは大変有り難い。二乗・二葉のお二人も十分その意義を感じて(?)、毎回熱心に取り組んでおられます。とくに二乗君にとっては、他の会ではなかなかかけられないような大ネタにチャレンジできる絶好の機会。今回もいつにも増して満員大入り、「二葉ちゃん見たさ」の客が多いことは否めませんが、入門10年の節目の年、二乗君の飛躍に期待したいですね。
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米朝一門会(2013年1月2・3日)

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 正月にはやはり笑いで福の神を招き入れたいもの、昨年の場合は元日に吉弥さんの会、4日に天満天神繁昌亭での歌之助が遺したネタ達と2回出かけていました。今年はサンケイホールブリーゼでの米朝一門会、例年2日間にわたって開催されますが、私は3日(木)に行ってきました。開場5分前に着いたのですがホールには大勢の客、ほどなく三味線・鉦・太鼓で賑やかに(これはシコロと呼んでいいのか?)客を迎え入れ、私の座席は1階最後列、場内は満席どころか補助席も出る大入り。新春らしい華やぎの中で、まずは開演前にグッズ購入。米朝一門の系図手ぬぐいは数枚手元にありますがだいぶ古いもの、米二さんのお弟子さん・二葉ちゃんの名前が入ったものが欲しくて早速購入。その横には昨夏の桂米朝展で販売された資料集の新しいバージョンがあったのでそれも購入、嬉しい土産が出来ました。
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第58回臨時停車の会

[flickr id=”8252769271″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”large” group=”” align=”left”]  夜の落語会は極力京都に限定、だって早く帰って呑みたいから。昼のうちにつまみを用意して向かったのは京都府立文化芸術会館、拙宅からは西大路七条から市バス202系統乗車、円町経由・河原町丸太町で下車して徒歩で会場へ。開場時刻丁度に到着して所要時間は40分、客の出足がゆっくりで最前列に着席、しかし開演時にはほぼ満席となりました。和室で座布団ですからけっこう足腰に負担がかかるのですが、最前列はその点足の組み換えが楽。演者の「つば」を間近で確認しながら、たっぷりと楽しませていただきました。
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第56回臨時停車の会(2012年8月7日)

 京の噺家・桂米二さんが世話役の落語会、いつもはツレアイと行くのですが生憎予定が入ったためにkumaikoさんを誘って行ってきました。少し早めに着いたので、腹ごしらえに向かったのは直ぐ北にある新福菜館府立医大前店、外でラーメンを食べるなど何年ぶりだろう?この会は火曜日の夜に設定されているのですが、普段は授業の関係で無理、夏休みは有り難い。場所はいつもと同じ京都府立文化芸術会館、立秋とは言え厳しい暑さ、さすがにこの時期の和室での会を避ける方が多かったのか、いつもより会場のスペースに余裕がありました。
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桂米二独演会(2012年7月14日)

 京の噺家・桂米二さん、先日米朝事務所のFacebookページでインタビューが掲載されていました。そこにもあったことですが、「独演会」と名付けているのは地元京都の会だけ。今日の客席は八割程度の入りか、毎度のことながら、一人できっちり三席つとめる姿勢はすばらしい。私は2004年に関西の職場に戻って以降落語会通いを復活させたのですが、やはり地元ということで米二さんの会がどうしても多くなります。独演会に限っていえば、噺家生活30周年の会が2006年10月、2007年は今日と同じ7月14日2009年は11月、昨年は噺家生活35年という節目の年、そして今年は祇園祭で混雑する三連休での開催。米朝直系の噺を手堅く演じきるその存在は本当に貴重、本日のプログラムにあった長老連への畏敬の念、やがて自身がその立場となられるよう末永い活動を願うものです。
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第19回もんぼう寄席

 西本願寺の宿・もんぼう会館を会場に、京の噺家・桂米二さんがお世話なさる落語会、毎回4席聴けてたったの1000円、数えて19回目が6月2日(土)に開催されました。これまでは徒歩もしくはバスで行っていたのですが、後のこともあって初めてクルマで。ところが、拙宅からは10分とかからぬ至近距離、しかも広大な駐車場は当然無料、次回からは可能な限り車で行くことにしましょう。今日のお目当ては笑福亭銀瓶さん、初めて生で聴いたのは2011年9月10日「第4回銀の花瓶に菊乃情」(天満天神繁昌亭)。ところが、当夜のことはブログに投稿していなかったのですね。実は菊之氶さん目当てにいったこの会ですが、銀瓶さんの古典と新作いずれも切れの良い語り口に、すっかりファンになったのでした。
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第一回米二南天二人会(2012年5月8日)

今年の我が家は文楽強化年、それに伴い京都以外の落語会は自粛しております。ただ、二代目南天襲名披露については是非とも行きたい・・・ところではありますが、何と言っても京都公演が高い! その代わりといってはなんですが、繁昌亭で開催される米二さんとの二人会に行ってきました。職場を出て阪急北千里駅発18:20の梅田行きに乗車、淡路で天下茶屋行きに乗り換えて南森町で下車したのが18:53、何とか19時前に繁昌亭着。南天さんの「青菜」が始まったところでした。場内は7〜8割程度の入り、比較的年齢層が高めで落語好きが多い印象。座席が前から5列目だったのですが、大変いい席ですね。これより前では演者を仰ぎ見るようになって座布団が見えず、場合によっては首が痛くなることもあります。いつもはぴあで購入するチケット、今回は米二師匠に直接お願いしたのでいい席にあたってラッキーでした。
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第二回桂米二一門会(2012年5月6日)

 今年の連休の仕上げは、京の噺家・桂米二さんの一門会に出かけました。二葉ちゃんの入門で可能となった一門会、第一回は今年の1月29日(日)のこと、この時はメールでの「予約第一号」の栄誉に輝いたのですが(?)、二葉ちゃんの「東の旅発端」を生で聴けて大満足。二回目の今回もよく入っていますが、おっちゃん連中のお目当てはもちろん二葉ちゃん、今回も「動物園」を熱演。二乗君には申し訳ないけど集客力は明らかに妹分の方が上、その分、噺で頑張ってほしいものです。
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第十八回もんぼう寄席

 西本願寺の宿・聞法会館で開催される「もんぼう寄席」、京の噺家・桂米二さんがお世話される会ですが、毎回4席聴けて何と1000円! コストパフォーマンス抜群のこの会も数えて18回目、毎回300名を優に超える参加者で満員御礼、鬱陶しい天気ではありましたが本日も老若男女ならぬ老々男女が大集合、日曜午後の一時を楽しく過ごすことが出来ました。
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第一回桂米二一門会@文芸会館

 京の噺家・桂米二さんの初めての一門会、実は「予約第一号」でありまして、楽しみに出かけてまいりました。会場は京都府立文化芸術会館3階和室、いつもの部屋ですが、初めての一門会ということで超満員。確かこの部屋の定員は60名のはずですが、優に100名は越えていた(はず)。お陰で場内は熱気むんむんの暖房いらず、いささか窮屈ではありましたが、和気藹々の2時間半。何であれ、新しい始まりに立ち会うのは嬉しいことです。この会が二回、三回と続くことを願って、楽しく帰路につきました。
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