歳末恒例・熊野詣

もう行くの? 昨年に引き続き、年末恒例となった歳末熊野詣、今回の目的は二つ。一つは浜峰さんsatoshi-kさんとの忘年会、もう一つは妙法山への参拝。22日(土)はあいにくの雨模様でしたが、23日(日)の午前中は予想に反しての好天、ツレアイの慰労も兼ねた歳末熊野詣はきわめて順調、帰路の特急・くろしおでは二人とも爆睡モード。写真は、出発直前のココの表情、「もう行くの?」。先ほど帰宅して顔を見ると、安心したのかすぐに寝入ってしまいました。

クエ鍋 往路は京都駅から近鉄特急で松阪へ、ここでJRに乗り換えて南紀特急で熊野市まで。迎えに来ていただいたsatoshi-kさんの車で、まずは浜峰浜街道店へご挨拶。ついで瀞流荘で早めのお風呂、宿舎のみはらし亭にチェックインの後、夕飯はいつものとり井。今夜のメニューは「クエづくし」!造り・唐揚げ・塩焼きと続いて、メインは鍋。カニも河豚もご馳走ですが、やはりクエは別格! コラーゲンたっぷりのきれいな白身をしっかりといただいて、仕上げは当然雑炊。いやぁ、言葉がありません。
妙法山から 朝食を済ませた頃に、satoshi-kさんがホテルまで迎えに。目指すは懸案の妙法山、幸いお天気も上々、阿弥陀寺からの眺めは最高!写真は、阿弥陀寺から見た下界の様子、太地町の辺りを見下ろしています。空と海との境界が曖昧、逆に下界からこちらを見れば、そこはこの世とあの世の境界が曖昧な場所でもあります。すぐ左は那智勝浦、右は串本方面まできれいに見渡すことが出来ます。津本陽深重の海』は太地を舞台とする古式捕鯨の物語、そこに登場する熊野各地の地名のうち、何としてもそこへ行って海を見たいと思っていたのがこの場所なのでした。往復の車内でツレアイには五来重熊野詣』で学習をしていただきました。しかし、帰路の特急くろしおの4時間半は長い!

黄泉の国から 妙法山阿弥陀寺

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.