毛抜き骨抜き

毛抜き骨抜き 声に出して読むと、なかなか楽しいタイトルですね。それはともかく、いい天気の休日、何処へも出かけずにデスクワーク。さて夕飯をどうしようかと考えはじめた矢先、anhiroshiさんが差し入れを届けてくれました。昆布巻き・青菜煮・切り干し大根煮と煮物三種、加えて酒は四季桜はつはな。ここ数日は大勢の夕飯を作っていたので、お総菜をいただくというのは大変助かります・・・というか、恐らくブログの記事をご覧頂いた上でのご配慮でしょうね。いやぁ嬉しい・・・、ということろでタイトルとつながるのであります。

 連休の楽しみにとっておいた浜峰の鯖、二日連続で来客に供したわけですが、今日こそは自分でたっぷり食べようとまたもやしめ鯖の準備。当然、下処理として骨を抜く作業があるわけです。一昨日のこと、おこしいただいたT氏に向かって「やはり、道具はええもん使わんといかん。どや、この骨抜きは!」と、私が差しだした桐箱を見て「これ、毛抜きって書いてありますけど?」。おいおい、どこの世界に毛抜きで魚の骨を抜くやつが居る・・・と、すでにこの時点で酔いが回っていたのでしょう。昨日になってはたと気づいたのです、「ほんまや、これは毛抜きや!」。あろうことか、毛抜きで魚の骨を抜くという困難な仕事を、何と2日連続でやっていたのですね。
 話が長くなりますが、ぜひともここで写真をクリックしていただきたい。この大きさの違いからして、毛抜きと骨抜きを間違えるなどということはあり得ないのでありますが、私は間違えてしまったのであります。ということで、本日は間違えずにちゃんと骨抜きで骨を抜いて鯖を酢でしめております。いただいた四季桜をぬる燗にして鯖と切り干し大根、日本文化にどっぷりとつかってしまいそうな今夜の夕飯。写真は載せん方がええやろね。 :mrgreen:

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.