私の母は1922(大正11)年5月11日生まれ、来週で満86歳になります。例年のことではありますが、連休中にご機嫌伺いに。久しぶりに5人揃っての帰省となりましたが、長男が夕方アルバイトのため実質滞在時間は2時間程度。日生中央で購入した惣菜で昼食を摂りながらのおしゃべりだけ、それでも色々と話が盛り上がって楽しい時間ではありました。高血圧と膝の痛みでかなり辛そうではありましたが、口数の多さは相変わらず、妙に親子であることを再認識した一日となりました。
みんなで食事をしながらいろいろと母にインタビュー、7人兄姉の長女であった彼女の親族関係などについて話を聞きながら、息子たちにはお婆ちゃんの人生の一端を学習してもらいました。彼女の父(=私にとっての祖父)の口癖であった「愛子が男やったらなぁ」という台詞を私が紹介しながら、常に前向きでポジティブなお祖母ちゃんの生き方、ほんの少しでも息子たちに伝えたかったのでした。膝が悪いので外に出づらくなったと言いつつ、何本ものステッキを自作して家中に配置、少々足が痛くてもステッキをリレーしながら「寝込まずぼけない」ことを自助努力で克服しようとする姿勢はさすがです。お参りのために戻ってきた次兄とは立ち話程度に終わってしまいましたが、たとえ短時間でも年に数度の出会い、連休の意義を再認識した一日でした。