第293回市民寄席

イカ大根 12月7日(土)、京都芸術センターで開かれた市民寄席に行ってきました。寒い一日でしたが、会場内は満員の人で熱気むんむん、一時期の低迷が嘘のような人気ぶりです。着物姿のツレアイと終了後はロームのイルミネーションを見る予定、しかし寒さを理由に予定変更、まっすぐ帰宅して夜の忘年会の準備。一緒に落語を聴いたnonkiさん、harimayaさんも加わって賑やかな宴。そこへ急きょnorisanさんから手作りお菓子の差し入れ、いやぁ豪華な食事になりました。今夜のメニューは蓮根ハンバーグ・イカ大根・紅白かぶサラダ・明太子とキュウリの酢の物・ヤーコンのサラダ。後で追加のトマトニョッキ、ドリンクはワイン3本、う〜む、ちと食べ過ぎか。ニョッキ以外の料理の写真はflickrでご覧ください。

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 落語だけ四席というのは、ちょうどいい時間ですね。今回の番組は次の通り。なお、途中で携帯電話のバッテリーが切れたので、時間の計測ができませんでした。

笑福亭鉄瓶「道具屋」
鶴瓶さんの12番目のお弟子さん、マクラでは世相観察の巧みさを見せて、将来が楽しみな人です。本題は極めてオーソドックス、変なくすぐりを使うことなく、大変好感が持てます(25分)。
桂一蝶「昭和任侠伝」
師匠である春蝶さんが亡くなってからもう16年になるのだとか、いささか感慨深いものがあります。師匠はそれなりの個性はありましたが、私はあまり評価しません。いわんや・・・(22分)。
桂米輔「けんげしゃ茶屋」
米朝師の10番目のお弟子さん、師走らしいネタの選定ですね。後の松喬さんと同級生と思いますが、個性は全く違います。話のテンポに口調が合わず、正直聴くのがつらい。
笑福亭松喬「住吉駕籠」
高校の落研の先輩である呂鶴さんとほぼ同期と言うことで、文化祭などに何度か来演していただきました。いかにも笑福亭という風貌、語り口、年齢的にも一番いい時期か。細かなミスはいくつかありましたが、そんなことはどうでもよくて、おなじみのネタで大笑いさせていただきました。存在感と安心感には、素直に拍手。

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.