仕込みいろいろ

塩豚 押し詰まってきました。例年同様、この頃には正月用の仕込みをいくつか。一つは年賀状、私自身は止めたのですが、ツレアイの方はいつもながら年が明けてからのお返事書き。そのために、私が葉書を用意するのが慣わしに。先日購入した年賀葉書(インクジェット用200枚)、そのうち100枚に彼女の名前の年賀状を印刷。丑年にちなんだワンポイントの画像をネットで探し、一言メッセージ用の空欄を確保して仕上げます。次の仕込みは正月用の食材、重要なのはこの写真。豚肉のブロックにたっぷりと塩をすり込んだ塩豚。冷蔵庫に寝かしておくと、うまみが増してとても重宝します。昼食後に近所のスーパーで買い求め、早速処理をしました。以上二つが、私が担当する年末の二大仕込みと言うことになります。

 五条通のスーパーMでは、今日が豚肉の特売日。国産肉も普段と比べるとかなりやすいのですが、大きなブロックを買うにはやはり米国産がお得。一人3kgまでの制限の中を、1kg弱の肩ロースブロックを3パック。倹約は商品の値段だけではありません、処理工程も毎年賢くなってきました。まずは、豚肉のトレイにかけられたラップを丁寧にはがして、まな板の上にトレイが上になるように載せます。トレイをはがすと、まな板の上に広げたラップに豚肉が乗っかる形。この上で、塩を全面にすり込んで、またラップでくるみます。こうすることで、塩が飛び散る心配もなく、ラップも無駄にすることなく(もちろん、明日になれば水分をとって新しいラップと交換しますが)、まな板も汚れずに気持ちよく作業することができます。再びトレイの上にラッピング済みの肉を載せ、さらにビニール袋でくるんで、そのまま冷蔵庫へ。水分が出てくるので一日一度はそれを拭いてやりますが、一週間程度は十分持ちます。これで煮豚を作ると、塩味が適度に効いたいい出汁がとれるのです。これを使ったラーメン、お正月の口直しに、結構お勧めです。

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.