[flickr id=”7096075601″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”medium” group=”” align=”left”] 教員をしている手前、教え子から結婚式にお招きいただくことはよくあります。ただ、2004年に今の職場である女子大に転じてからは学生との距離が相対的に遠くなったこともあって、そのような機会はずいぶんと減りました。今日は以前の職場の教え子からお招きをいただいて、久しぶりに結婚式に参列。何しろ当時は学生との距離の近さと密度の濃さが売り物（?）でしたから、断るわけにはまいりません。入院中に知り合った彼女との愛を育んで、見事めでたくゴールイン。Y君、本当におめでとう!
事前にスピーチを頼まれて気安く応じていたのですが、いざ披露宴が始まると仲人なしでいきなり私の挨拶からスタート。ま、職業柄マイクを渡されると怖じずに喋ってはしまうのですが、果たしてメインスピーカーの役割を果たせたかどうか。それでも、当時の私のゼミのスタイルを思い出しながら学生時代のエピソードを話し出したのですが、色んな顔が浮かんできました。近頃は、FacebookやTwitterを通じてかつての教え子たちと旧交を温める機会が増えたのですが、彼らに言えない（ここで書くと台無しですが）教師の苦悩というのは、名前も顔も覚えているのに前後関係があやふやであること。同級生は横並びで覚えているのですが、学年の前後関係の記憶が怪しくなってきているのです。年を経ることを楽しんでいるつもりではありますが、こんな現象はちょっと哀しくなりますね。それにしても、いい結婚式でした。いささか抑え気味に帰ってきたので、帰宅後改めてお酒をいただいていい気分。若いカップルの門出に、改めて乾杯!
