立川志らく独演会(京都)

 立川流の志の輔・談春・談笑の三師については生で聴く機会を得ましたが、四天王のうち最後に残ったのが志らく師、雪の舞う寒い京都でついに聴くことができました。会場の護王会館に着いたのが12時5分、整理券配付の25分前でしたがすでに20数人の列。26・27番の整理券をゲットして、北側のガーデンパレス内レストランでランチ。13時20分開場、前から2列目の席をゲット、開口一番+志らく2席は大変満足のいく内容。チラシにはすでに来年の開催が告知され、早速手帖に記入しました。

だくだく(立川らく人
経歴を見ると、入門して間もなく2年。噺を云々する必要はないと思いますが、見た目に「汚い」。ヒゲの濃さや着物が板に付いてないのはしかたないとしても、髪型が鬱陶しく映ります。噺家以前の問題として、人前に出るということをどう考えているのだろう(14分)。
粗忽長屋(立川志らく
マクラで談志の思い出、五代目小さんとのやりとりや在りし日の圓楽の様子、志ん生・志ん朝を例に挙げて小咄の表現の違い。京都で初めてということで(私も生では初めてですが)、サービス精神旺盛な立ち上がり。今回は二席ともネタ出しだったのですが、それを失念していた私には「粗忽長屋」は嬉しい選択。談志の映像は何度か観ていますが、大半は晩年の声が出にくくなってからのもの。それ故、談志のDNAたっぷりのこの噺は本当に聴きたかったのです。テンポがいい、口跡もはっきりしている、やはり上手いですね。初めてですが、終始安心して噺の世界に浸ることが出来ました(42分)。
中入り
らくだ(立川志らく)
時間配分からして50分、「サゲまでやってくれる」との期待通り。数カ所言い間違い・言い忘れはありましたが、なかなか聴けない焼き場までの通し。サゲも上方ではお馴染みの「冷やでいいからもう一杯」ではなく、「カンカンノウを踊らせる」。とにかく、2席通してその実力を十分に示してくれたと思います。これなら、来年の会も自信を持ってお勧めできますね(47分)。

投稿者: myon

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