連休を満喫しております。二晩続きで来客、いささか飲み過ぎ・食べ過ぎ傾向につき、本日は身体を動かすべくプチ観光を楽しんできました。今回のターゲットは「太秦(うずまさ)」、四条大宮から嵐電に乗って、蚕ノ社・太秦広隆寺・車折神社を巡る旅。旅のお供は勿論「嵐電1日フリーきっぷ」、500円で終日乗り放題、お得な特典もいっぱいついて実に結構。嵐山や金閣といったメイン処は遠慮して、ノンビリゆったりいい気分。こりゃぁ、晩のビールが美味いだろうなぁ。
駅名は「蚕ノ社」ですが、神社の正式名称は木島(このしま)神社というのだそうで、恥ずかしながら存じませんでした。件の三柱鳥居も初見、交通の激しい道路から少し入っただけですが、一挙に異空間に放り込まれてしまいます。
数ある京都の神社仏閣の中で、一番好きなのがここ広隆寺、京都最古の寺であります。もちろん弥勒菩薩が有名ですが、個人的には不空羂索観音立像が大のお気に入り。薄暗い宝物殿でそのお姿を見上げていると、いつしか雑念など忘れてぼんやりしている自分を見いだすのです。
車折神社というと、やたら芸能人がお詣りする場所としてメディアに喧伝されるため、これまでお詣りしたことなかったのです。しかし、500円きっぷの特典「おみくじ1回無料」の文句に引き寄せられての初参り、ただ、この記事を書くために閲覧したWebサイトには少しげんなり。ま、それはそれとして、祭神・清原頼業(きよはらのよりなり)については勉強になりました。
帰路は西院で下車したのですが、阪急電車は「さいいん」京福電車は「さい」と異なる音。その「さい」駅の目の前にあるのが写真の「尚永ギター教室」、関西ローカルのテレビ番組などによく登場するのでご存じの方も多いかと。いえ、それだけのことです。
さて、「さい」から20分歩いて帰宅、実はランチがちっとも熟れておりません。とは言え、家族のこともあるのでそろそろ夕飯考えます。