そもそも私がTwitterを始めた動機というのは、社会調査時の行動記録を残しておきたかったから。Twitterのコンテンツを日々のブログとして編集・提供してくれるTwilogも当初から利用していますが、それによれば、最初の利用は2009年6月27日(土)のこと。今日で丸5周年、そして明日から6年目に入ります。折しも明日は今年の合同社会調査実習の予備調査出発の日、「記憶から記録へ」、このスローガンは時とともにいよいよその真実みを増してくるのです。
私は日本でインターネットが普及する以前、パソコン通信の時代からのネットワーカーです(この言葉も古いですね)。思いおこせば、音響カプラなどというハードが生きていた時代からのネットワークコミュニケーション、電話の受話器を直接マシンと繋いでいたなんて、40代未満の方には想像できない絵柄でしょうね。当時の通信速度は300bps、それが1200から2400とあがっていくのですが、PCのメモリーやディスク容量、どれをとっても今となっては化石時代のような気がします。そんな時代からの生き残りですが、ハードや環境の進展には目を見張るものがあっても、コミュニケーションの質はそれに伴っていないこともまた真実です。とくにTwitterの140字というのは上手く付き合えば心憎いばかりの表現ができると思うのですが、残念ながら言葉の吐き捨てに堕している事態の横行も認めざるを得ません。顔の見えない相手を思いやる、決して十分とはいきませんが忘れないように心がけます、改めて。