四半世紀ぶりの博多うどん

ごぼ天うどん@みやけうどん
ごぼ天うどん@みやけうどん

 私用ですが、9月7日(土)8日(日)の一泊二日で、福岡へ行ってきました。ツレアイは博多生まれの筑豊育ち、彼女の生まれ育った町を4半世紀ぶりに訪ねました。漫画「博多っ子純情」の舞台そのままの古いマチ、息子たちが小さいときに訪れたことは確かなのですがほとんど中身を覚えていなかった「みやけうどん」をいただくことが隠れミッションなのです。博多というと長浜ラーメンを連想する方が多いでしょうが、私はむしろうどんが好き。讃岐うどん・伊勢うどんと並び称される(?)くらいに個性的な博多うどん、そして何と言ってもそれは「みやけうどん」でなければなりません。写真は、ごぼう天をトッピング、好きなだけネギを載せ、素直なお出汁のつゆに天ぷらが溶け出してきたところを、ズルズルッといただきます。これは7日(土)の昼食、8日(日)の朝食には博多駅近くのチェーン店のうどんを食べたのですが、いただいた瞬間に「みやけうどん」の偉大さを再認識。化学調味料を使ったつゆと天然素材の素直なお出汁とはかくも違うものなのか、いやぁ、しつこいけど「みやけうどん」は凄い!
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こちらもいろいろ

[flickr id=”8107784502″ thumbnail=”medium” overlay=”true” size=”large_2048″ group=”” align=”center”]  月に一度の生家訪問、近頃は御弁当を用意して出かけます。今回は丸山千枚田の新米を炊いたので、おにぎりがメイン。おかずは肩ロースの塩麹焼き・卵焼き・胡瓜の簡単漬け物・おでん(大根・蒟蒻・厚揚げ)、今回から重箱を使用しました。考えてみれば長年愛用している重箱ですが出番は正月のみ、たまにこうやって使ってあげないともったいないですね。母は今月から隔週の訪問診療がはじまり、離れている私にとっては心丈夫。もっとも、先週電話したことを忘れていて、私たちの到着にちょっとびっくり。物忘れが激しくなったと、少ししょげていました。好物の蒟蒻を食べて貰って元気回復、ゆっくりと残りの時間を楽しんで貰いたいものです。
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夏の終わりに道の駅

 8月25日(土)、今夏唯一にして最後の家族イベント「京都府下道の駅巡り(半日コース)」を楽しんできました。訪れたのは道の駅舞鶴港とれとれセンター道の駅和(なごみ)道の駅丹波マーケスの三カ所。最後にはテックランド京都吉祥院店で洗濯機を購入して帰宅。早い夕飯には戦利品たる山海の珍味(?)が豪華に並び、早い時間の酔っ払いは豪快に爆睡したのでありました。
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大阪落語碑めぐり

 珍しくツレアイが月曜日に休み、それならと企画した本日のイベントは「大阪落語碑めぐり」。上方落語に関連する顕彰碑を訪ねようと、高津宮(高倉稲荷)・生國魂神社・坐摩神社にお詣りしてきました。お昼は前から行きたかった道頓堀の今井定番のきつねうどんを初めていただきました。もっとも、私は天丼に小きつねうどんを付けていただいたのですが、お出汁が誠にけっこう。薄味で上品ではあるけれど、油揚げとの相性が抜群。天丼は海老が二匹のったところへ、タレは別の容器で好みの量をかけるという出し方、このタレもまた美味しい。添えられたたくあん二切れも並ではない、全てにバランスの取れた「馳走」であります。

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電縁感謝

[flickr id=”6874981837″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”medium” group=”” align=”left”]  バレンタインデーの今日、夕飯を食べているとクロネコヤマトの配達、届いたのがこの写真。舟和の芋ようかんとあんこ玉の詰め合わせ、ブログつながりの友人・mooさんからいただきました。未だお会いしたことはありませんが、このブログでも利用しているWordPressのご縁、加えて、以前の同居猫・モモタロウの残したキャットフードをもらっていただいた方です。こちらの芋ようかんは私も大好きで、東京出張の際には必ずと言っていいほど買って帰ります。あんこ玉ははじめて、でも、とても綺麗な色かつ上品な美味しさ。mooさん、ありがとうございました。
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城下町松江と足立美術館を楽しみました

 今年の夏の小旅行、8月20日(土)21日(日)の2日間、島根県松江市の城下町散策と安来市にある足立美術館を見学してきました。松江には4年前の夏に家族で来ているのですが、その時は出雲が主目的地。一昨年11月と今年の1月にも来ていますが、こちらは入試業務のため観光なし。実質的に、ゆっくりと街を楽しむのは初めてのこととなります。足立美術館には以前から関心があったのですが、予想以上に素晴らしい。幸い暑さも遠のいて、気持ちよく二日間を過ごすことが出来ました。
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つながりの夏

尾鷲まるごとヤーヤ便

尾鷲まるごとヤーヤ便,
originally uploaded by myonckr.

 先週末は、三重県熊野市から山陰旅行の帰りにsatoshi-kさんが京都へ立ち寄ってくれました。土産にもらったのはサイコロ二つではなく、金山パイロット農園のくまのそだち2本。一昨日の夕飯には、これも熊野市のTさんから送っていただいた熊野地鶏を夕飯に。昨晩は東京での催事を終えた浜峰さんから送っていただいた常陸野ネストビールで乾杯。そして、今朝一番で届いたのは尾鷲まるごとヤーヤ便の第一弾と、このところ食べ物を通した友人・知人たちとのやりとりが続きます。豊かさとは、幸せとは、いろいろと考えさせられる、つながりの夏であります。


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ケガレハロタカ

水無月

 6月30日は夏越の祓え・・・、という書き出しの記事を去年も書いているのですが、今年は茅の輪くぐりにいけませんでした。年に2回の大祓、半年間の穢れを祓って次の半年の無病息災を祈るわけですが、今年のように6月に真夏のような暑さがやってくると、このような行事の存在が現実感を増してきますね。せめてもと、いつも利用する七条大宮の笹屋伊織で購ったのが写真の水無月(1個210円也)。夕飯時に、家族みんなでいただきました。なぜこの日に水無月かというと、

この「夏越祓」に用いられるのが、6月の和菓子の代表ともいうべき「水無月」です。水無月は白の外郎生地に小豆をのせ、三角形に包丁された菓子ですが、それぞれに意味がこめられています。水無月の上部にある小豆は悪魔払いの意味があり、三角の形は暑気を払う氷を表しているといわれています(菓子の用語)。

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初こぼれ梅

こぼれ梅

 2011年1月19日の朝日新聞紙上で【こぼれ梅】しとやかに舌上の花という記事を見つけたのですが、もちろん落語ファンならご存じの「鷺とり」に登場する、あの「こぼれ梅(味醂のしぼりかす)」であります。どなたかのブログで「弘法さん、天神さんでも売ってる」との言及を発見し、本日ついにゲットしたのであります。七条界隈に住まう私にとっては、九条通り沿いにある東寺さんは比較的身近な存在、散歩に行ったり学生を引率したりとなじみの場所。しかし、なかなか弘法さん当日に伺うことは難しいのです。まして天神さんとなれば、何かの仕事でも関わらなければふらっと立ち寄れる場所ではありません。幸い今年度の授業も終了し会議も入っていない本日、午前中は熊野関連の寺社巡りの一環で三十三間堂へお詣りし、華祥でランチを済ませてからの初天神。混雑する境内の露天の中で、やっとこぼれ梅に出会えたのでした、いやぁ、満足。
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子子子子子子子子子子子子

名月堂のニッキ餅

 昨日は本来出勤日であったのですが、ここしばらくの体調不良を見かねた同僚sampe氏のご厚意でお役目交代、お休みとさせていただきました。それなら家で大人しくしておくべきところではありますが、今年の夏の隠れミッション(=京のおまんを極める)を遂行すべく、例によって京都市バス1日乗車券利用のミニツアーとなったのであります。今回の目的はお盆の恒例行事・六道詣りが行われている六道珍皇寺を中心としたエリアを散策し、名月堂でニッキ餅をゲットすること。写真は戦利品のニッキ餅、あえてたとえるなら福井の羽二重餅を数枚重ねたところへニッキを効かせた感じ。あっさりとでもしたたかで、やみつきになる味ですね。宮川町の花街の一角にあるこのお店、昔からある町内の普通のお菓子やさん的雰囲気、こんなところで普通に本物が作られ売られているのですね、さすがは京都であります。
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