一年で一番長い日

これは・・・? 大学にとって一番長い日、たぶんそれは卒業論文の提出日ではないでしょうか。私の学生時代は(もう30年以上の昔ですが)、1月10日前後、その日は夕方の締切に間に合わない人は、事務室の中に入って書き上げたなどと言う逸話を聞いたこともありました。もっとも、私自身は仲間よりはるか遅れて、7年目に卒業したのでした。提出後に仲間が酒宴を開いてくれたのですが、何しろ直前二日間は一睡もしておらず、買ったばかりのリーガルの靴が、翌朝見ると宴会場のスリッパに化けていたのでした。さて、今の職場に移ってからの一番長い日というのは、1月の最終日、今年度予算の執行締め切り日なのですね。3月末までの執行予定(物品購入や出張予定など)を昨日のうちに提出しなければならず、同僚諸氏から出される大量の書類を用途に応じて分類し、印鑑を押して提出するのです。併せて、所属学科の心理コースと語学コースの卒業研究発表会、釜山女子大の日本語研修の最終スピーチと行事が目白押し。しかし私は副手さんの退出後も書類チェックに追われて、どのイベントにも顔出すことのできない、不義理を通した一日でした。
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遠来の客

ふぐ茶漬け 勤務先の提携校である韓国・釜山の女子大学から、26名の学生が日本語・日本文化研修にやってきました。今回初めて知ったのですが、釜山から大阪までのフェリーがあるのですね。12日(月)の午後に釜山から乗船して、13日(火)の午前に大阪着と言うことですが、急ぎでないならのんびりとそして安価な移動手段として魅力的です。13日はバスで大阪市内観光の後、夕方吹田市内の宿舎へ。短期滞在型の学生寮が国内各所にあることも、今回初めて知りました。14日(水)から始まった約4週間の研修期間、彼女たちにとってもこちらの学生たちにとっても、いい体験ができればと思っています。開講式・歓迎会・オリエンテーションと行事が続き、ランチ抜きで帰宅したのですが、夕飯の仕上げはこの写真。ご存じですか、河豚の卵巣の糠漬け。正月に頂いたものですが、大変貴重な珍味です。酒の肴にすると飲み過ぎるので、お茶漬けで美味しく頂きました。
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冬休みならでは

紀州名物 私は今日から冬休み、それを待っていたかのように宅配荷物が次々と。朝一番で届いたのがこの写真、紀州名物さんま寿司と昆布寿司、熊野の知人が送ってくれました。さんまの寿司は紀州では家庭料理でもあり、正月のごちそうでもあります。もちろん、スーパーでは年中販売されていますが、売られているものには頭がないものが多いですね。学生の中には、このように頭がちゃんとあるものには抵抗感を示す場合も少なくありません。となりの昆布寿司は、ゴボウを巻いたシンプルなもの、私は結構これが好きなのです。他にも季節に応じた寿司、とくに鰺の寿司は美味しいですね、主婦の腕の見せ所でもあります。さて、珍しく最初にシッカリご飯を食べたのでお腹は満腹、焼酎もそこそこにブログ更新となりました。
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冬と言えば

すぐき 上賀茂の知人から、すぐきが送られてきました。冬の京都といえば、南座の顔見世・千枚漬の漬け込みなどといった風物詩がありますが、忘れてならないのがこのすぐき。乳酸発酵の漬け物で、柴漬・千枚漬とならんで京の三大漬け物とも言われるとか。我が家では、精米器の導入後に糠の利用法の一つとしてぬか床を育ててはいるのですが、実はそれほど活躍しているわけではありません。ご飯の時には漬け物がなけりゃぁ、という生活ではないのです。しかし、すぐきとなると話は別。こればかりは、信頼できる人から頂くものでないと満足できません。適度に発酵した香りは食欲は当然ですが、酒欲もほどよく刺激してくれます。早速、今夜の肴にいただくことにします。
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いつか着る!

ここにも犬が! 先日の青森旅行では、青森市と弘前市に立ち寄ったのですが、時間の関係で弘前城周辺をのぞけば車で通過する程度。しかし、興味深い町ですね、弘前市。近代建築がたくさんあって、洋食文化があって、お寺に菓子屋さんと、町歩きの対象としては興味津々。そんななか、古い煉瓦建築の前でこんな犬と出会いました。以前訪れた21世紀美術館でも出会ったし、青森県立美術館にもあった奈良美智さんの作品ですが、彼は弘前市の出身だったのですね。そんな青森旅行の最終日に弘前市内のコンビニから自宅宛送った荷物が昨日届き、土産物も含まれていたので、帰路にharimayaさんにお立ち寄りいただいて夕飯をご一緒しながらの土産話。ところが、女性二人の会話はいつしか衣類との付き合いの話題に。というのも、昨日はツレアイのリフレッシュ休暇の最終日、いろいろと片付けものをしていたようですが、懸案であった彼女の衣類の整理というのは、自分の部屋からあふれたものを長男の部屋に移すこと。「それは整理とは言わん! 着ないものは処分せんと」と語気を強めた私に対して、同じ悩みを抱えるharimayaさんとツレアイは声をそろえて、いつか着る!
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浜峰、単品販売開始!

 我が家の冷凍庫に(ほぼ)常備されている浜峰商店の干物、もちろん熊野へ出かけたときに直接購入するのですが、来客予定があるときには自宅宛に宅配便で送っていただきます。知人ということもあってファックスで欲しい商品と数をお願いするのですが、一般的にはオンラインでの購入メニューは贈答用の詰め合わせのみ。ところが、やはり需要があるのでしょうね、浜峰商店の干物が単品で注文・購入できるようになりました。干物ファンの皆さん、ぜひご利用ください。 💡
 こちらのページからどうぞ。
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やまの幸 山菜セット

080502_11 世間では普通にお仕事されている方の方が多いのでしょうが、私の職場はなんと創立記念日!何やかんやでお休みを頂いております。三男が夜行バス利用で久しぶりに東京から早朝に帰宅、メンバー増に伴い早めに買い物をしようといつものライフへ。バタバタと買い物を済ませて自宅に戻ると、2件続けて宅配便。そのうちの一件が、afiaさんから届いた「やまの幸 山菜セット」、恐縮しつつありがたく頂きます。
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氷の世界

ゆき! 必要があって、ツレアイを京大近くの芝蘭会館まで送ってきました。出るときは「雪でも降りそうな天気やね」などと話していたのですが、五条通へ出た辺りから小雨模様。それが、丸太町通りへ入った辺りでは吹雪状態。もちろん市内では積雪は望めないでしょうが(もちろん望みませんし)、それにしてもすごい降り方でした。自宅へ戻ってカメラを持ち出し、玄関ドアを開けてパチリ。ちなみに、四条烏丸を通過した辺りでラジオのαステーション(エフエム京都)から流れてきたのが井上陽水の「氷の世界」。まさに、そのものずばりの朝の一時でした。
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頂き物

頂き物 少し早めの金曜の夕飯を頂いている最中に宅急便、ツレアイの職場つながりで定年を過ぎた看護助手さんから。箱を開けてみると、中味は彼女のふるさとの長崎直送の文旦・デコポン・トマト。彼女自身は大阪在住ですが、わざわざふるさと直送のものをお裾分けいただきました。時々、我が家の食生活を「グルメ」と勘違いされる方がいらっしゃいますが、とんでもありません。友達つながりが、全国各地の食材を呼び込むということなのです。ほんと、持つべきものは友達ですな、皆さん、ありがとうございます。 😀
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コマイとホッケ

 2月1日(金)の夜、阿吽坊で「美食産想」というイベントが開催されました。阿吽坊に食材を入れている近江正隆さんは、脱サラして東京から北海道へ移り住み、漁師をする傍ら都会の消費者へ十勝の恵みを送ろうと、オンラインで旬の逸品やさんというショップを開いています。メインの商品は本ししゃも、この食材を利用したイベント・京の柳葉魚の会を開催したのは2005年10月22日のこと。今回の企画は、海の幸だけではなくて十勝浦幌の大地の恵み(水も!)含めて味わっていただこうという物。珍しかったのは、コマイホッケ。とくにホッケは生のものを煮魚にしていただきました。カメラを忘れたので、写真がないのはゴメンなさい。 :mrgreen:
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