第225回上方落語勉強会

[flickr id=”9405423930″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”large_1600″ group=”” align=”left”] この回は、落語作家・小佐田定雄さんが提供する新作落語に当日の客が題をつける「お題の名づけ親はあなたです」という企画が売り物、今回指名されたのは桂塩鯛さん。しかし、それ以上にトリで吉坊が「深山隠れ」を演じるとあって、早くから友の会割引でチケットを準備していました。生で聴いたことのない私にとっては幻のネタ、期待に違わぬ好演で大満足、他の出演者には申し訳ないのですが、この一席だけで十分という会となりました。それにしても、よく入っていました。いつもなら、最初は座布団の間隔をそれなりにとっているのですが、今回は最初からきっちりとした敷き方。吉坊効果かな?
“第225回上方落語勉強会” の続きを読む

第六回阿吽坊落語会(2013年6月15日)

[flickr id=”9051748983″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”large” group=”” align=”left”]  京都・下河原の「阿吽坊」は、四半世紀を超えるつきあいの友人の店。時折お見えになる東京の女性グループと落語の話題で盛り上がった店主、「京都でもやりたいなぁ」。地域寄席は沢山あれど、東京の噺家が定期的に出演するものは少ないことから、名付けて「江戸の噺家落語会@阿吽坊」。白羽の矢が立ったのが当時二ツ目として急成長の古今亭菊六さん、ご承知のように昨年9月下席では大勢の先輩を差し置いての真打昇進、名前も「文菊」と改められました。写真は挨拶用の三点セット、個人的には披露目興行に伺えなくて残念でしたが、丁寧にご挨拶いただいて大変恐縮。予定時刻を大幅に超えての大熱演、演目は「壺算」「もう半分」「お見立て」の三席。終演後の懇親会も大いに盛り上がり、楽しい週末の夜となりました。
“第六回阿吽坊落語会(2013年6月15日)” の続きを読む

立川談春独演会(2013年6月7日)

 時間とお金に余裕があればいくらでも聴きたい落語、時間はともかく小遣いに乏しい我が身としては、京都市内開催のものに限定しています。少し値がはるとは言え、立川談春独演会となれば行かざるを得ません。これまでの記録を見てみると、最初に聴いたのが2010年3月23日の東西落語競演会で「粗忽の使者」、この時は三三さんも初めて聴いたのでした。次が2011年4月29日の独演会、ネタは「棒鱈」「紺屋高尾」。三度目が2012年10月27日の独演会、ネタは「かぼちゃ屋」「死神」「明烏」。弟弟子の志らくはその著作で「志ん朝亡き後、その位置に着いたのが談春兄」と述べていますが、近頃は日本列島津々浦々まで独演会行脚。テレビにほとんど露出しない噺家が古典落語でこれだけ集客できるというのは、かなり驚いていい事実ですね。
“立川談春独演会(2013年6月7日)” の続きを読む

桂米二独演会(2013年6月1日)

[flickr id=”8910375610″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”large” group=”” align=”left”]  京の噺家・桂米二さん、地元での年一回の独演会は恒例の龍谷大学アバンティ響都ホールにて。ただし、本日のプログラムによればここでの開催は今回で最後とか。個人的にはバス一本で行けて、帰りには買い物して帰れるという好ましい立地。今日は前から二列目でしたからきちんと確認していませんが、入りは八部程度か。これではペイしないのか、それとも他に理由があるのかわかりませんが、次の会場がどこになるのか、かなり気になりますね。
“桂米二独演会(2013年6月1日)” の続きを読む

第四回桂米二一門会@文芸会館

[flickr id=”8709990950″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”large” group=”” align=”left”]  GWでも大型連休でもどちらでも構いませんが、私は今日が最後の休み、明日は仕事であります。その連休最後の楽しみは落語会、京の噺家・桂米二さんの一門会も数えて四回目。今回は二人の弟子が二席ずつ、師匠が一席という番組。二乗君はともかく、二葉ちゃんが二席というのは大丈夫かな、などと親父目線で楽しんでまいりました。会場はいつもの京都府立文化芸術会館、これもいつものように寺町丸太町上がった市営駐車場に車を止めて会場へ、到着後間もなく開場して今日の座席は前から二列目の左端。二度の膝送りする大入りは誠に結構、いい時間を過ごさせていただきました。
“第四回桂米二一門会@文芸会館” の続きを読む

柳家三三、20番目は京都

[flickr id=”8605732636″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”original” group=”” align=”left”]  柳家三三が47都道府県全てで独演会をやるという三三五五四七、年度末最後の日曜日は京都・大江能楽堂で開催されました。会場着が開場20分前の12時10分、花冷えに配慮してかすでに入場可能でした。この建物は1908年の創建、2001年に大改修を施したとのことですが、大変雰囲気のある結構なもの。能楽堂ならではの会場設営の苦労、前二列はパイプ椅子、その後は畳敷きの桟敷席。私は32番目の入場でしたが、空いている椅子席ではなく、高座正面の桟敷席を選びました。ほぼ正面の好位置かつ座布団の間隔に余裕があって、楽に鑑賞できました。御池駐車場に車を止めて、終演後はゼスト御池で買い物。気に入った器と猪口を買い求めてご機嫌で帰宅、年度末のいい休日となりました。
“柳家三三、20番目は京都” の続きを読む

第59回臨時停車の会

[flickr id=”8595494775″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”large” group=”” align=”left”]  昨晩は京の噺家・桂米二さんが主催する臨時停車の会、前回が昨年12月7日のことですから3ヶ月ぶり。とはいえ、会場の京都府立文化芸術会館にはそれ以降もちょくちょくお邪魔しています。以前はバスで行っていましたが、どうしても帰りが遅くなったりタクシーを使ったりすることから、近頃は車で出かけます。何しろ拙宅から車で寺町丸太町上ルすぐの駐車場まで15分、そこから会場まで10分弱ですから30分とかからない。昨晩も終了が20時55分、帰宅したのが20時20分、ゆっくりと肴を用意して晩酌を楽しんだことでした。
“第59回臨時停車の会” の続きを読む

第223回上方落語勉強会

 近頃はブログの更新頻度がすっかり落ちてしまいましたが、落語会の記録だけは忘れないようにしたいと思っています。京都府立文化芸術会館で開催されるこの会、調べてみると2009年3月25日以来4年ぶり、さらにさかのぼると2008年5月24日の200回記念の会となります。この会場は桂米二さんのホームグラウンドとも言うべき場所でよく利用しますが、今年からは友の会に加入したこともあってさらにお得に。チケット代の差額を利用して、近頃は御所東側の駐車場を利用するようになりました。おかげで、終了30分後には自宅でビールがいただけます。以前ならその日のうちに投稿していたのですが、さすがに睡魔には勝てず、翌朝の更新となりました。
“第223回上方落語勉強会” の続きを読む

立川志らく独演会(京都)

 立川流の志の輔・談春・談笑の三師については生で聴く機会を得ましたが、四天王のうち最後に残ったのが志らく師、雪の舞う寒い京都でついに聴くことができました。会場の護王会館に着いたのが12時5分、整理券配付の25分前でしたがすでに20数人の列。26・27番の整理券をゲットして、北側のガーデンパレス内レストランでランチ。13時20分開場、前から2列目の席をゲット、開口一番+志らく2席は大変満足のいく内容。チラシにはすでに来年の開催が告知され、早速手帖に記入しました。
“立川志らく独演会(京都)” の続きを読む

Webで落語ネタ

 毎朝朝食前に血圧を測っているのですが、ここ二日ほど数値が高いのです。原因はほぼあれですな、つまり、晩酌の日本酒二合という自ら定めたルールを破ることしばし・・・。恐がりの私は、数値が高いとそれだけでしんどくなってしまい、今日も外出予定を止めて自宅謹慎中であります。とにかく水分を摂って、リラックスするにしくはない。それならということで、落語ネタであります。もちろん、本やCD&DVDを楽しむのも結構なのですが、とりあえずは安上がりにネットで落語を楽しむのですな。落語そのものならYouTubeを漁ればいくらでも出てきますが、観るものではなくて読むものが欲しい。そこで、Evernoteにクリップしているネタから、幾つかご紹介。仕事はする気になれませんが、こんな作業であれば時間を忘れるどころか、自分を忘れてしまいそうであります。
“Webで落語ネタ” の続きを読む