三三三九四七@大江能楽堂

大江能楽堂
 昨年は四十七都道府県・四十七日連続独演会「三三五五七七」をやり遂げた柳家三三、今年は週末を利用してのお礼行脚、京都会場は昨年同様年度末最後の日曜日となりました。あいにくの雨ではありましたがよく入っていましたね、ざっと数えて250程度か、300まではいかないでしょう。桟敷席に座布団を並べてそこに番号札、ほどよく余裕のある配置でしたから、おそらく前二列のパイプ椅子を並べた席よりも楽に観ることが出来たと思います。あくまでも好みでしょうが、私はこの人の「あっさり感」が好きですねぇ。自分を出し過ぎずに、噺自体が持つおかしみを大事にされているところ、やはり小三治の弟子だなぁと感じ入ります。できれば、京都で年に二回くらい聴ければなぁ。
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柳家三三、20番目は京都

[flickr id=”8605732636″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”original” group=”” align=”left”]  柳家三三が47都道府県全てで独演会をやるという三三五五四七、年度末最後の日曜日は京都・大江能楽堂で開催されました。会場着が開場20分前の12時10分、花冷えに配慮してかすでに入場可能でした。この建物は1908年の創建、2001年に大改修を施したとのことですが、大変雰囲気のある結構なもの。能楽堂ならではの会場設営の苦労、前二列はパイプ椅子、その後は畳敷きの桟敷席。私は32番目の入場でしたが、空いている椅子席ではなく、高座正面の桟敷席を選びました。ほぼ正面の好位置かつ座布団の間隔に余裕があって、楽に鑑賞できました。御池駐車場に車を止めて、終演後はゼスト御池で買い物。気に入った器と猪口を買い求めてご機嫌で帰宅、年度末のいい休日となりました。
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柳家三三独演会(2012年9月9日)

 小遣いも厳しいので京都以外の落語会は自粛しているのですが、それでもPiaのメルマガで落語関係が来ると(それしか来ないのですが)ついつい見てしまい、「先行予約」などと言われるとダメ元でクリック・・・。今日もそんなチケットで昼から大阪・ABCホールへ行ってきました。柳家三三独演会「昼下がりの怪談噺」と銘打っての2席、13時開演の14時45分終演というコンパクトな会はあっさりしていて結構でした。昨日の昼・夜、そして今日の昼と3回興行、満席ではありませんでしたが、東京の若手真打ちがこれだけの興行ができるというのが凄い。ただし、個人的には大阪の会はこれが最後だろうなぁ(多分・・・)。
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柳家三三独演会(2011年10月14日金曜日)

 上方落語とは長年の付き合いがありますが、江戸落語については長い間「偏見」があって、なかなか聴く機会がありませんでした。縁あって古今亭菊六さんの京都の会を手伝うことになったのをきっかけに、関西で時間と(お金の)都合がつけば足を運ぶように。その中で楽しみなのが柳家三三さん、はじめて聴いたのが昨年の春、そして今年の一月七月には繁昌亭で吉弥さんとの二人会を楽しみました。これまでに聴いた演目は、五目講釈・橋場の雪・真田小僧・抜け雀・湯屋番、それぞれ楽しませていただきました。ぼそぼそと早口で喋りはじめるのですが、ネタに入れば人物の描き分けはしっかりとして崩れず、何よりも流ちょうな立て弁が素晴らしい。お馴染みのネタを特に何処をどう工夫したなどということを(あまり)客に感じさせず、それでいてしっかりとつかんで聴かせる力量は大したもの。次回の大阪独演会は来年4月18日(水)19日(木)、小遣い節約してチケットゲットしたいですね。
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三三・吉弥ふたり会へ行ってきました

 柳家三三さんが関西で聴けるときは、なるべく行こうと思っています。天満天神繁昌亭での吉弥さんとのふたり会、今年の1月27日(木)28日(金)の興行時には28日に行っていますが、今回も二日連続の二日目。座席は2階の最後列、見上げる天井には寄進者の名を記した提灯が吊されていますが、ちょうど上岡龍太郎さんと佐川満男さんのお名前の下でした。この繁昌亭、交通の便もよくてけっこうなのですが、なぜこの座席なのか。毎度のことながら、あと5cm余裕を持っていてくれたらと本当に思います。膝が前の座席につかえるし、隣の人の太ももにもあたってしまうし、場合によっては噺に集中できないこともあって興ざめ。設計された方は、どのような計算をされたのだろうかと、ついついぼやいてしまいます。
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三三・吉弥ふたり会@天満天神繁昌亭へ行ってきました

 柳家三三という噺家が気になったのは、映画・小三治を観たときのこと。映像内のほんの短い時間のコメントでかつ内容は忘れてしまったのですが、若いにもかかわらず、その存在感にビビッときたのです。初めて聴いたのは、昨年春の府立文化芸術会館でしたね。昨年末にはテレビの情熱大陸を拝見し、テレビ番組であることを割り引いても、落語に取り組む彼の姿勢と日常にはそれなりに感じ入ったことでした。吉弥さんが「兄さん」と読んでいたので「おや?」と思ったのですが、三三さんが1974年生まれの93年入門、吉弥さんが71年生まれの94年入門。なるほど、実年齢では吉弥さんが3年先輩ですが、入門は三三さんが1年8ヶ月早いのでこの世界では先輩になるのですね。二日公演の二日目でしたが、通して聴かれた方も多かったことでしょう。プログラム掲載の小佐田定雄さんの解説のタイトルは「凸凹ふたり会」、なるほど外見も芸風も言い得て妙、互いに競い合ってより一層精進してほしいものです。
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談春、三三、初体験

これから落語会

 一度は生で聴いてみたいと思っていた立川談春、きっかけは書店で彼の著書を手に取ったことですが、その後談志との親子会の様子を収録したDVDを購入し、これは何としても聴いてみたいと思ったのです。そのDVDの中にちらっとだけ出演していたのが柳家三三、こちらはほんの短いコメントに噺家としてのセンスを感じ取った次第。その二人が出演する落語会が京都で開かれるとあっては、これは捨ててはおけません。情報をゲットするのが遅かったのですが、何とか補助席の最後2枚をゲットして昨晩の会に出かけてきました。結果的には大正解、いや、大盛会、もう少し時間をあげたかったのが正直なところ。今後は、もう少しこまめに落語会情報を押さえていきたいと思います。
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