第五回露の新治寄席@大倫寺

第五回露の新治寄席@大倫寺
 昨年、露の新治師匠の噺を初めて聴いたときは衝撃を受けました(当日の記事はこちら)。結果、この方の高座は可能な限り聴いておこうと、1月18日(土)第五回露の新治寄席に出かけました。会場は高津神社近くの大倫寺、入口には写真の提灯と幟、開場15分前に着いたのですが、寒さもあってすぐに本堂にいれていただきました。その段階で10名余りの方が来ておられましたが、前から3列目に席をゲット。程なく世話人の方から「新治からのお年玉でございます」と、早くに着席した我々に手拭いのプレゼント。結局、開演時には約120名の大入り満員、寒さの厳しい夜でしたが熱気あふれる好演続き、今年の初落語を堪能したことでした。
“第五回露の新治寄席@大倫寺” の続きを読む

桂ざこば独演会(2011年10月9日)

 世間は三連休のど真ん中、天気は上々気温も上昇、あちこちで運動会の歓声が聞こえます。そんな中、大阪・サンケイホールブリーゼで開かれたざこばさんの独演会に行ってきました。JR京都駅は観光客であふれかえって、歩きにくいことこの上なし。大阪駅で下車後桜橋出口から会場までは地下街を一直線、こちらでは天気も喧噪もほとんど気にはなりません。開場5分前に会場着、幅広い年齢層の老若男女が詰めかけての盛況です。ロビーのグッズやドリンク販売は一切無視して席に着き、受付でいただいたチラシ類もまとめて座席の下、余計な誘惑を一切断ってプログラムの確認、サンケイホール初代支配人の文章に年輪を感じました。終演間際に地震発生、場内が少しざわつくことがありましたが、そのまま下げて無事閉幕。帰宅して息子に聞いてみると、地震など知らなかったとのことでした。
“桂ざこば独演会(2011年10月9日)” の続きを読む

第200回記念 上方落語勉強会

 土曜日の仕事を昼で切り上げたツレアイと蒟蒻カレーうどんで昼食を済ませ、京都府立文化芸術会館でnonkiさんと合流、落語を聴いてきました。今日の催しは、1972年からはじまった「上方落語勉強会」の200回記念、1年に6回開かれているのですが、ここまで継続しているとはたいしたもの。中入り後米二さんと小佐田定雄さんとの対談の際、入院中の米朝師のインタビューの様子が流されました。私自身はこの会には近年ほとんど来たことはありませんが、思い返してみると、大学へ入学した年に友人たちをつれて来たことがあります。出演者の一人が絶句してしまい、最初からやり直したことがあって、鮮明に覚えています。それ以来30数年、決して順風満帆ではなかったと思いますが、サポートする京都府・京都文化財団も立派、どこやらの文化予算カット知事に聞かせてやりたい話題ですね。
“第200回記念 上方落語勉強会” の続きを読む