お盆休み二日目、日差しはありましたが湿度は少なく、とても気持ちのいい天気でした。ココはと言えば、珍しく平日にお母さんが休みなので上機嫌。朝食後にたっぷりとスキンシップの後は、満足げに眠りにつきました。和服に着替えたツレアイと出かけたのは岡崎、国立近代美術館・京都市美術館(別館)と展覧会のはしご、仕上げはオステリア・バスティーユで遅めのランチ。延期した6月の誕生会で渡しそびれたプレゼントを仕事中のnorisanに、後はもちろんビール! アート鑑賞で胸一杯、美味しい食事(とビール)で腹一杯、たっぷりと、休日を楽しませていただきました。
近代美術館では、生誕120年 野島康三展——ある写真家が見た日本近代——を見ました。前半の「絵画」から後半の「写真」への表現の変化、対象の変化が非常に面白い。和服に髷で働く女性から、カメラに挑戦的なポーズを撮る裸婦まで、まさに近代の変遷をたどることが出来ます。あわせて面白かったのが、
外へ出て少し北へ、京都会館の別館がいつのまにか京都市美術館の別館となっていたのですね。以前は映画会などの催しをよくやっていたのですが、いまは展示スペースとなっています。こちらで開催されているのは、桑田道夫の思索、京都を中心に活躍された画家の没後七年展。この方の作品は凄い、たとえば「テーブル」という作品は、まさに木製のテーブルそのものがキャンパスに貼り付けられたりします。面白かったのは、写真にある「ひきだし」、人の足の形にはやはり本物のストッキングがはかれています。実は、この方はツレアイの絵の先生でもあるわけで、お弟子さんたちのグループの主催する展示、師を偲ぶ誠にお盆休みらしい企画でありました。