バリカンの話

 このブログおよびツイッターで利用している私のアイコンは、2008年12月31日の断髪式を経て以降の私自身を、satokoさんに描いて頂いたものを利用しています。その断髪式時には、電気バリカンを使用しました。それ以降、ほぼ週に一度のペースでそのバリカンを用いて私の髪はメンテナンスされてきているわけですが、いったいこのバリカンはいつから我が家に存在するのか? 今夜も散髪後にこの件について、ツレアイと意見交換を。はっきりしているのは、母が入院中の亡父の髪を整えるために購入したモノであること。問題は、最初の入院時の循環器病センター時か、二度目の入院の京都南病院の時であったか? 最終的には母の記憶を確認するしかないのですが、少なくとも25年以上前の製品であることは確かです。ナショナルの製品で、型番はER727、何のトラブルもなく未だに現役であります。

 私は子どもの頃から、散髪屋に行ったことがありません(皆無ではありませんが)。いつも、母がバリカンで頭を刈ってくれるわけですが、当時は一貫して手動バリカンでありました。当然のことながら、時々は髪をはさんでしまうことがあるのですが、その際にはネジをゆるめてバリカンをいったん分解するのですね。ある時など、夜寝て朝起きると、気がつかないうちに散髪されていることがあったりしました。寝ている私の周りに新聞紙を敷いて、頭の向きを変えながら散髪をしてしまったのですね。働き者の母のこと故、やりたいもしくはやらねばならないことは、即座に実行しなければ気が済まなかったのです。言い換えれば、それほどやることは多く、時間は少なかったのでしょう。それに引き替え、怠惰な息子は貴重な週末の大半を、iPhoneでゲーム三昧、反省しつつも明日から三月を迎えるのです。

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.