連日、お暑うございます。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。我が家の同居猫・ココは涼しい場所を求めて日夜徘徊しておりますが、さすがに毛皮をまとう身には暑さは応えるのでしょう、写真は一昨日のあられもない姿。私も同様、部屋の中では最低限の着衣のみで終日過ごしております。そんな暑い時期の休日の楽しみと言えば、やはり映画館で映画を観ること。一昨日は京都みなみ会館で Modern Life、昨日はTOHOシネマズ二条で
Modern Life は南仏の山村で暮らす人々の日常を描いたドキュメンタリー、私自身はヨーロッパの中山間地域の現状に興味がありました。しかし、描かれているのはカメラマンが通い続けた農家の人々と人間関係、私が興味を持つ地域のありようについてはほとんど何も知ることは出来ません。期待はずれと言うよりも、制作者の意図と私の興味が最初からずれていたのですね。評価は高いようですが、私には退屈で、途中何度も居眠りしてしまいました。
薔薇の名前は1986年の作品、ショーン・コネリーは本当に格好いい。私自身はシンプルにインディー・ジョーンズやシャーロック・ホームズを観るのと同じ感覚で楽しんでおりました。ただ、こだわるとするなら、哲学・神学・科学・キリスト教学の論争史などを踏まえた議論がいろいろと出来るのでしょう。学部時代の西洋哲学史に登場したオッカムのウィリアムがショーン・コネリー演じる主人公のモデルとの指摘もあるようですから、原作を読んでみたいという気がしないでもありません。
ソルトは、