第59回臨時停車の会

[flickr id=”8595494775″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”large” group=”” align=”left”]  昨晩は京の噺家・桂米二さんが主催する臨時停車の会、前回が昨年12月7日のことですから3ヶ月ぶり。とはいえ、会場の京都府立文化芸術会館にはそれ以降もちょくちょくお邪魔しています。以前はバスで行っていましたが、どうしても帰りが遅くなったりタクシーを使ったりすることから、近頃は車で出かけます。何しろ拙宅から車で寺町丸太町上ルすぐの駐車場まで15分、そこから会場まで10分弱ですから30分とかからない。昨晩も終了が20時55分、帰宅したのが20時20分、ゆっくりと肴を用意して晩酌を楽しんだことでした。

商売根問(桂優々
米朝事務所の紹介によれば、平成21年4月に雀々に入門、丸四年のキャリア。ネタは商売根問いの前半ですが、雀を捕るためにこぼれ梅をまいたり、雀が段々と酔っ払うシーン。とにかく、当たり前ですが雀々の仕草そのもの。これで結構、ともかく10年間は余計なことを考えずに、教わったことを身体の中にたたき込んで欲しいもの。素直な高座で18分。
うぬぼれ屋(林家花丸
染丸さんの四番目のお弟子さん、22年目の中堅処。多分、生で聴くのは初めてですがとても綺麗な噺家さんですね。言葉も柔らかくて全体的に上品な印象、語り口も口跡がはっきりしていて聞きやすい。今日のネタは小佐田定雄さんの作品、「寝床」を下敷きにした小品ですが、なかなか結構でした。優々君とは正反対の芸風ですが、互いにその師匠がすぐにわかるのが面白い。好印象の20分。
抜け雀(桂米二
ある方のTweetによればネタおろしとのこと、一部言葉の順序を間違えた箇所はありましたが、全体にはこなれた印象。この噺は東西ともに演じられますが、舞台は小田原、登場人物は親子の絵師と共通。となると、どこで個性を出すかと考えれば面白いネタ。いずれ、幾人かの比較論などやりたいものですが、老後の楽しみとしておきましょう。無難に終わった31分。
仲入り
客の入りはほぼ定員(?)通りか、トイレも混まずにありがたい。しかし、もうちょっと痩せんとなぁ、何しろ和室の座布団故、お腹の肉が多いと苦しい。
崇徳院(桂米二)
落語の中には季節と深い関係のあるモノもありますが、それらは時期を外すとちと違和感を感じます。このネタはその逆で、何時やっても違和感を感じさせません。かつ、トリネタとしても誰もが納得できますから、持ちネタにすれば大変重宝するのでしょうね。高津さんの絵馬堂から道頓堀を見透かすという台詞、この時期なら霞がかかっているのではと想像したりもします。安全安心の35分。

 終演後には、メールで依頼しておいた6月1日の独演会チケットを入手。新年度も、京都での落語会には極力足を運びたいと思います。

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.

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