非常勤での講義もすでに峠を越えました.いささか思惑もあって,少し早い目に自宅を出て京都中央郵便局で払込1件,その後来月の福岡での法事のためにJRのチケットをゲット,いつもより30分早い近鉄特急に乗って松阪へ.来週の熊野出張のためのJRチケットを購入してホッと一息.カバンの中には例によって志津屋の「カルネ」を忍ばせてはいたのですが,バスの時間に余裕があったので駅前のスタンドで「松阪うどん」(=肉うどん).汗をかきながらも,久しぶりの味を堪能できました.
非常勤の講義は,「環境情報論」と「過疎対策論」.使用テキストはそれぞれ『環境社会学』『観光と環境の社会学』.どちらも身内の本(?)ではありますが,よくできた教科書だと思っています.それぞれ「3つのR」「四万十川の地域づくり」の話をしました.私の授業は平常点を重視することにしていますから,最後の10分間でその日の講義内容に即したミニレポートを書いていただきます.学生諸君が汗をかきつつ今日の課題に取り組んでいる間,私は内緒で携帯を利用してのメールチェック.職場の案件にいくつかコメント.やはりGmailはありがたい.複数アカウントを短時間で一括管理できますから. 😀
授業が終わって控え室に戻ると,メールボックスに今月の給料明細が(支給日は明日です).恥ずかしい話ですが,これまでも(先月も)ほとんど中身はちゃんと見たことはありません(見たところで増えるものでもないし).ところが,「俸給」欄を見ておや?実は,今年の4月から私の待遇は昨年までより少し良くなっているはずなのですが,どうみても昨年と同じ金額が.一瞬の迷いを捨てて担当課に電話・・・.来月に修正していただくことになりました.いやぁ,こんなやりとりは笑うしかありません. ちなみに,6月6日(水)の休講分を7月18日(水)に補講として実施することに.この日が実質最後の授業となります.
このところ,車内の読書は「古事記」を中心としつつ,出雲・伊勢・熊野の関係を辿っております.夏休みには何とか出雲へ足を伸ばしたく,そのために近鉄特急乗車前に本屋でガイドブックを物色.ところが,出雲方面の情報量はきわめて限られているのですね.十数年前に三重県南部(=東紀州地域)とのお付き合いがはじまった頃の「情報過疎」と同じような印象を持ちました(そうでもないと思い直しました).できれば,次男も誘っての夏休みとすべく,いろいろと情報収集を継続しております.