こどもの頃は、漬け物が大嫌いでした。現在に至るまで、我が家の食卓には「漬け物」が登場することはまずありません。せいぜい、土産としていただいた場合に食べる程度です。しかししかし、ここ数年水面下(!)では「ぬか漬け」に対するあこがれが徐々に醸成されていたのです。加えて、今年から「精米機」を使用しはじめたので、否が応でも「糠」が溜まってきます。ということで、ついに「ぬか床」を作って「ぬか漬け」に挑戦することにしました。10日前のことでした。試作品第1号は写真の人参、果たしてその出来映えやいかに!
今回は、こちらの「ぬか床の作り方」を参考にさせていただきました。数ヶ月前に、精米機から出る糠の貯蔵用に購入したやや大きめのタッパ(4.3リットル)、そこに8割方溜まった糠を利用して、先ほどのサイトの材料比にほぼしたがって、ぬか床のベースが出来た段階で容器のほぼ半分の嵩。そこへ、昆布・鷹の爪を入れ、「捨て漬け」用に大根葉・キャベツ・白菜などを二日毎に入れ替え、毎日朝晩ぬか床をかき混ぜての酸素補給、そして今朝初めてのぬか漬けにチャレンジ。冷蔵庫にあった人参の皮を剥き、4等分にカットしてぬか床へ。帰宅後、夕飯前にとりだしてカット。さて、どのように見えますか?
味としては、50点? 決して生ではないし、軽い塩気と糠の匂い。しかし、想定していたぬか床の味・風味とはずいぶんと距離があります。結構難しいものですね、引き続き、色々と試してみます。
【追記】
参考サイトの記事をよく読めば、
10日くらいで発酵し始め、2〜3週間で味噌やお酒のような熟成された香りが出はじめます。
そうか、まだまだ焦らなくても良かったのですね。 😉