学生たちは春休み

猪肉のロースト 私の職場では6日(金)で2008年度の授業関係のスケジュールは終了、いよいよ今週から学生たちにとっては春休みがはじまります。すでに7日(土)のイベントにもアルバイトで参加できないという学生もいましたが、在学生にとってはアルバイトの占める比重が多くなり、卒業(予定)者にとっては気のあった友人たちとの「卒業旅行」。3日(火)の打ち上げ時の話では、やはり韓国ツアーが人気だとか。在学生でも、今月最終週に予定されているヨーロッパ研修へ出かける人もいて、いささか羨ましくおもいます。私はと言えば、今週末締切の成績はすでに提出し、もちろん会議や種々の処理案件はありますが、気分的には一区切り。昨日は早めに帰宅して、先日前任校の卒業生であるかきやんから送っていただいた猪肉を頂きました。前日には豚汁ならぬ猪汁を作ったのですが、昨晩は写真のような猪肉のロースト。塩・胡椒・ハーブミックスをたっぷりと効かせてオーブンで、いささかブロックの大きさと調理時間が合わず、後でレンジで追加加熱する羽目に。しかし、くせもなくて結構なお味でした。 😀

 私の郷里は丹波篠山から南へ少し下がったところ、文化的には阪神地区の北端にあたりますが、かつては山深い田舎でした。子供の頃には、冬になると漁師が仕留めたイノシシを棒に担いで猪肉屋へ運び、店のオジサンが解体する作業などを怖々観たことがありました。都会の人から見れば珍しく、わざわざ専門店にボタン鍋など食べに出かける存在ですが、地方・過疎地域にとってはイノシシやシカとというのは、憎まれこそすれ愛される存在ではありません。獣害という言葉は現在の処Wikipediaにもありませんが、駆除と共生の間で関係者の苦悩がつきない問題です。幼い頃のことを牧歌的に思い出している場合ではありませんが、しかし、美味しいものは美味しい、かきやん、ありがとう。

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.