ハルサクサクラ

枝垂れ桜 日曜朝の梅小路公園までのウォーキング、すっかり定着しております。このところは、御前通り七条をまっすぐ南下、八条通でJRの線路に突き当たり、そのまま歩道を東へ行くと梅小路公園。途中の遊歩道には八重桜やハナミズキ、写真を撮ったり観察したりと楽しみ一杯。公園の中に入ると、思い思いに散歩やジョギングを楽しむ人で一杯、チンチン電車の線路沿いは枝垂れ桜が満開に。公園内では、ソメイヨシノはピークを過ぎていますが、これから本番を迎えるいろんな種類の八重桜と樹に添えられている解説を読むのが楽しみ。軽く体操をした後、七条通に出て中央市場を横目に見ながら帰宅。身体を動かした後の朝食、コーヒーが美味しい!

カリン 今朝の一つの発見は、ハナミズキの色。私など、ハナミズキと言えば一青窈の歌で初めてその名を知ったわけですが、歌詞に「薄紅色の」とあるとおり、赤い花だと思い込んでおりました。ところが、赤く色づきだしたハナミズキの隣に同じような緑色のものがありました。なるほど、Wikipediaによれば「花期は4月下旬から5月上旬で白や薄いピンクの花をつける」とありますから、身の回りをよく見ていれば気づいていたはず。ま、ウォーキング効果は体調だけではなくて、気持ちの余裕にもいい効果をもたらしてくれたことになります。帰路の中央卸売市場沿いの歩道に、一本のカリンが植わっています(もっとも、これも名前を書いてある札があったればこそ)。よく見ると、一本の木から二色の花が咲いているのですね。今日の二つ目の発見、こちらにも、なかなか興味深い記述があります。

カリン(榠樝、花梨、学名:Chaenomeles sinensis)とはバラ科の落葉高木である。その果実はカリン酒などの原料になる。マメ科のカリンとは全くの別種である。
属はボケ属(Chaenomeles)の他にカリン属(=マルメロ属CydoniaまたはPseudocydonia)とする場合もある。別名に安蘭樹(アンランジュ)。中国では「木瓜」と書く。ギリシャ語の「chaino(開ける)+melon(リンゴ)」が語源で、「裂けたリンゴ」の意味。果実は生薬名を和木瓜(わもっか)という(但し和木瓜をボケやクサボケとする人もあるし、カリンを木瓜(もっか)とする人もいる。これらカリン、ボケ、クサボケは互いに近縁の植物である)。

 すると、今度はボケが気になるわけでして・・・

実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが「ぼけ」に転訛(てんか)したとも、「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」に転訛したも言われる。帰化植物(平安時代)。学名のspeciosa は 美しい、華やか 、Chaenomelesは 「chaino(開ける)+ melon(リンゴ)」が語源。花言葉は「先駆者」「指導者」「妖精の輝き」「平凡」

なるどほねぇと唸りつつ、ほぼ復活した書斎での記事更新でした。

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.