今年度の授業も三週目、学生も教員もそろそろペースをつかみかける頃。私はと言えば、何とか書斎を復活させ、食事の後リビングのイスの上で寝てしまうという悪弊から脱出。下に降りて仕事モード・・・とはいかず、結局睡魔に負けて書斎のソファーで寝てしまうというここ数日。ブログの更新もずいぶんとサボってしまいました。昨日の朝、1限の授業は「社会調査法」。私の授業は黒板や白板へのいわゆる板書はせずに、PCの画面をプロジェクターで投影して利用します。私の字が汚くて読めないというのも大きな理由の一つではありますが、より積極的な理由もあります。黒板に書いていると、当たり前ですが途中で何度も消してしまうことになります。しかし、PCならスクロールして元へ戻ることが出来ますから、重要事項の確認や質問への対応などに大変便利。さらには、終了時にファイル保存することで、期せずしてメモ入りの講義ノートがリアルタイムで出来上がることに。また、Web上のいろんなサイトや私自身の写真データなども表示できるので、PCなしの教室では、正直授業が出来ません。ところが、早めに行って準備をしているのに始業時刻を過ぎても誰も来ない。まさか、全員がサボることもあるまいにとしばし待つうち、1人の学生からメール、「先生、今日の授業は?」。なんてことはない、前の時間に教室変更していたことをすっかり忘れ、ちゃんと出席している学生たちをずいぶん待たせてしまいました。いやぁ、情けない。
何故我が家の書斎が物置になってしまったか・・・という話を、昨晩の夕食時にツレアイと語り合っておりました。以前我が家にいたモモタロウが逝ってしまったのは、2006年11月19日のこと。彼はココと違って本当に寡黙、病院へ行く時のカゴの中で唸る以外には、本当に声を出したことはありません。そのモモタロウ、私が居る時は書斎のソファーをベッドにし、夜寝る時はツレアイの胸の上で寝るというのが普段のスタイル。その彼が居なくなってから、私自身が書斎を使うのを敬遠しだし、その結果徐々に物置になってしまった・・・ということを再確認したことでした。