また日帰りの東京行

車窓からの富士 ちと野暮用で(?)東京へ行ってきました、もちろん日帰りで。職場に呼んだタクシーに乗ったのが12時25分、新大阪駅について切符を買って飛び乗ったのぞみが12時47分発、東京駅から御茶ノ水経由で市ヶ谷に降り立ったのが15時40分。会場である某所に着いたのが15時50分、1時間以上もまたされて用事を済ませたのが17時20分。そのまま往路と同じルートで東京駅、定番の「東京ばな奈」を買い込んで飛び乗った新幹線が18時10分発のぞみ53号で、京都着が20時28分。バスターミナルで20時35分のバスに間に合って自宅着が20時48分、待っていたツレアイとの乾杯のビールのうまいこと!写真のように何とか富士山を拝むことも出来たし、それはそれでいい一日だったと言っておきましょう。

 富士山をはじめて見たのは小学4年生の時、当時大学生だった二人の兄に連れられて、開業間もない東海道新幹線に乗せてもらって初めての東京行。長兄は東京教育大学(現・筑波大学)の寮住まいで、板橋あたりにあったその寮に次兄共々泊めていただいたのでした。当時の国立大学は貧乏人が行くところ、もちろん我が家はその資格を立派に満たしてはいましたが、それにしてもその段階での3人の新幹線での上京は、けっこう英断だったのでしょうね。もちろん、帰路は大垣乗換の「人民列車」、床に新聞紙を敷いて寝たはずですが、詳細は定かではありません。富士山の記憶で続くのは、時代がずいぶん後になりますが、前任校での夏のゼミ旅行。当時は、毎夏にゼミ生を連れて蓼科にあったセミナーハウスでの合宿が定番、ついでにと足を伸ばしたのがサントリー白州蒸留所、道を急ぐ我々の前にはそろそろ富士山が見えるはず、ところが我々の視線の先のはるか上方に、想像していた以上の大きさで忽然と、まさに霊峰という印象を持ったのでした。ま、色々あって疲れましたが、それなりに充実した一日でした。

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.