生家の浄土真宗信明山長宣寺では、今月初めから本堂の改修工事が始まりました。工事が始まって3週間、屋根も天井も広縁も階段も、すべてが取り払われてこの状態。庫裏の片付けの手伝いに帰ったのですが、居合わせた大工さんによれば、とにかく土埃が凄かったとのこと。写真は、内陣にあたるところです。ぜひ、写真をクリックした上で all sizes でご覧頂きたいのですが、ご本尊が据えられていたところには、新聞紙が貼ってあります。実は帰宅してこの記事を書き始めて気がつきました。迂闊と言えば迂闊ですが、何とか近日中にもう一度帰って、いつ頃のどんな記事なのか確認したいと思います。
母に確認したところでは、昭和43年に本堂の屋根瓦の吹き替えをして、翌年に大きな法事をしたことがありました。私は中学生でしたが、その工事が始まるまでは、庭には飛び石、その間に苔がびっしりとはえていたのですが、それが無残に踏みつぶされてしまったことを覚えています。もちろん、その時でも屋根をめくったわけではないので、内陣にまで直接日差しが入り込んだというのは、一体何年ぶりのことなのか。何とか時間を作って、現存する記録を調べてみたいと考えています。