サクラウォーキング

梅小路公園

 いい天気であります。いつもなら日曜日早朝に夫婦で梅小路公園まで歩くのですが、今日はツレアイが早朝我が家を出発して福岡までの日帰り出張。気分を変えて一人午後のサクラ見物、6kmを超えるウォーキングとなりました。まずは拙宅から東へ向かって梅小路公園、さすがに日曜日の午後と言うことで、家族連れ中心に花見客でいっぱい。SL館からは大きな汽笛が響き、子供たちが走り回っています。写真は園内のサクラのもっとも古木、今年もしっかり花をつけてくれましたが、背後には不気味なクレーンと空き家になったアパートの窓。ご承知のように、京都市では梅小路公園に水族館の建設中、私などとてもその建設理由には納得できないのですが、事態はどんどんと進行しています。この件については、市民団体が編集した京都に海の水族館?―市民不在のまちづくり計画 (かもがわブックレット)に、経緯とその論点が紹介されています。

六孫王神社

 梅小路公園を東に抜けて大宮通を南下、JRを潜って八条通を西に折れるとそこは六孫王神社。清和源氏の発祥の宮と言われていますが、折しも選挙の投票所となっていて車の出入りが激しい。それでも、満開のサクラを求めてカメラを構える人があちこちに。この写真ではわかりづらいかもしれませんが、白い花びらのサクラが一本あって、これが誠に美しい。緑の葉が出ているので、遠目には緑のサクラと見まごうばかり。周囲が皆ピンクだけに、一際目立つのであります。

旧医師会館前

 いったん七条通まで戻ってから、今度は北へ向かいます。京都市立病院側の旧京都府医師会館、この前には大変立派なサクラの古木があって「区民の木(?)」だとかの札まで下がっているのです。しかし、すでに医師会館は二条駅前に移転、ほとんど人の出入りのない閉ざされた建物の前で、サクラはすっかり意気消沈。例年、通勤時のウォーキングで楽しみにしているサクラではあるのですが、その衰えは驚くばかり。やはり、愛づべき人がいなければサクラもやっていられないのでしょうか。そんなこんなで、一時間を超えるサクラウォーキング、いい運動になりました、夜のビールがすすみそう。

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.