第1回在韓被爆者〈医療費裁判〉始まる!

 韓国の原爆被害者を救援する市民の会からの告知です。お時間のある方、ぜひご参加ください。

日時:7月19日(火)午後2:30〜
場所:大阪地裁806号法廷(地下鉄・京阪「淀屋橋」から北へ徒歩10分)
※終了後の報告集会(弁護士会館902室)にも来てください


 福島原発事故の放射線で,多<の人々が避難と不安を余儀なくされている今,韓国の被爆者を何十年も放置し,今なお差別し続ける日本の過ちを,改めて反省せざるをえません。
 6月1日に,在韓被爆者2名と遺族1名が,「韓国の被爆者にも,日本の被爆者と平等に,被爆者援護法に基づく医療費の支給をせよ!」という裁判を提訴しました。

●原告のイ・グンモクさん(87歳)は,13年間も日本政府の在韓被爆者放置責任を問う裁判を闘い最高裁で勝訴したのに,また裁判をせざるをえなくなり,「早く結果を出してほしい」と言います。●原告のイ・ホンヒョンさんは人工透析を受けており,「すべては差別から始まった問題。病気の苦しみに打ち勝つためにも,安心して医療が受けられるようにしてほしい」と訴えます。●遺族原告のカン・ソンジュンさんは,「父は病床で医療費がかさむことをたいへん苦にし,『すまない,すまない』と言っていました」と話します。
 被爆者原告は病気で,遺族原告のカンさんは仕事で,法廷に出られません。原告に代わって,多くの支援者で法廷を埋めて,裁判官に原告の思いを伝えましょう。

韓国の原爆被害者を救援する市民の会
〒560-0003 豊中市東豊中町4-21-10 TEL06-6854-7308

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.