私の職場では今日から授業開始、一部の科目では人数制限故、抽選にもれた学生は他の空き授業を捜して構内をさまよう姿が見られます。今日の私は5限(16:20〜17:50)の「現代社会論」、事前の登録者は一桁止まりでしたが、抽選漏れでこちらに回ってきた学生もちらほら。それ故教科書の準備もまだできていない人が多く、授業概要と自己紹介(?)のみで早めに終わりました。他方、我が家は松尾大社の氏子地区、こちらの祭礼準備も既に始まっています。すでに御献酒(=寄付)も納め、青年会からチラシも届き、少しずつ雰囲気が盛り上がっていくのです。
京都には古いものがいろいろとありますが、松尾大社の縁起もかなり古いもの。詳しくはオフィシャルサイトもしくはWikipediaの記述を参考にしていただくとして、醸造祖神であり洛西総氏神であらせられます。ふだんは「まつおたいしゃ」と読んでいるのですが、祭を迎える氏子としては正しく「まつのおたいしゃ」と読んでみたいのであります。以前の学部では「京都学」という科目を担当していた時期があり、教室のみならず、松尾大社も含めていろんな現場へ誘っての授業をやっていました。ほんの数年前のことですが、随分と昔のよう。いえいえ、いまの担当科目に不満があるという意味では決してありません、念のため。