拙宅は京都市の中央卸売市場が近く、七条通には活気がなくなったと言われながらも、まだまだ対面販売で頑張っている商店街が健在です。午前中に銀行へ行き、ついでに商店街の酒屋さん(いつものエビスが月曜日になるとかで、今回はキリン・ラガー)と米屋さん(玄米10kg)に配達を依頼して家に戻ると、仕入れ帰りのanhiroshiさん(阿吽坊のマスター)が差し入れに、新鮮な秋刀魚をいただきました。そのまま塩焼きでは芸がないので、「山椒煮」を作ってみました。メガネが見あたらないので写真がイマイチなのはご容赦を。
春に母から戴いた「山椒の佃煮」が、冷蔵庫に眠っていました。いつか出番を見つけねばと思案してはおりましたが、目の前のプリプリの秋刀魚を見た途端、今夜のメインディッシュが決定したのです。仕入れ先は京都でも有名な「山定」ですから、もちろんそのまま刺身でも戴ける鮮度。
大胆に筒切りにしてはらわたもそのままで鍋に並べます。酒:醤油:酢を4:1:1の割合に(ただし、料理酒が足らなかったので飲みかけの泡盛を使ったのはご愛敬 )、そこへ山椒を入れ、落としぶたをして小一時間。ただし、アラ煮などもそうですが、我が家の好みはあまりしつこくないこと。煮汁がなくなるまで煮てしまうと私には濃すぎるので、少し早めに火を止めます。山椒の葉でもあれば言うことなしですが、ツレアイがプランターで栽培している大葉をあしらって出来上がり。
もちろんご飯のおかずとしてもいいのですが、そこは土曜日、焼酎(今夜は種子島酒造の「久曜」)といっしょにじっくりといただいております。いやあ、結構でした。 😀