中原に鹿を逐う

 8月25日(土)26日(日)は第4回オープンキャンパス、第3回に比べるとさすがに参加者は少ないようですが、それでもかなり遠方からの参加者があるのはありがたいことです。今朝も空いた車内での読書、水滸伝の次巻が発売されるまでの間、同じ北方謙三の「三国志」を読んでいます。今朝の往路で、「三国志〈12の巻〉霹靂の星」を読了。劉備が死に、そして超雲までも・・・。タイトルは、呉の将軍・陸遜が天下を目指すことを放棄したかのような孫権のもと、中原を目指しているのは蜀の諸葛亮だけではないかと述懐するときに登場する言葉。息子たちが小さい頃に横山光輝の漫画で三国志を読んでいるとき、時々このような表現に解説を加えていたことを思い出しました。今日も暑くなりそうですが、二日目がスタートします。

 私の研究室のある新館は現在工事中ですが、部屋が2fということで眺望など望むべくもありません。しかし、オープンキャンパスの会場は9f建ての本館、我々が展示や模擬授業、入試相談などに利用するのは6f。フロア全体が明るく、南に開いた窓からは千里ニュータウンから大阪市内方面が一望できます。最上階からの夜の眺めはなかなかのもの、ここで生ビールが飲めたら・・・などと不埒な想像をするのは、決してわたし一人ではないはず。 :mrgreen:

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.