京都大丸6fの大丸ミュージアムで、今森光彦写真展『里山』が開催されています。今日が初日なのですが、スケジュールを考えれば期間中に一番確実なのが今日の午前中、朝からバタバタと家事を済ませて飛び出し、何とか観ることが出来ました。今森さんと来れば昆虫と棚田、実は彼のフィールドの一つである滋賀県大津市仰木地区は、私の修士論文のフィールドでもあるのです。当時は仰木祭という地元の祭とその組織の調査をしていたのですが、私にとっては最初の単独フィールドワークの場所であり、教科書で得た知識をフィールドで確認し、修正していくという学びの場所として思い出深いところです。
写真そのものは以前から拝見していたものが数多くありましたが、とくに「親村の和尚」という写真には当時お世話になった方々が登場しており、時間の経過をしみじみと感じておりました。初日ということもあってか、かなりの人出のためにじっくり見て回る余裕はありませんでした。今夜にでも、購入した図録で楽しもうと思います。作者のサイン会やトークショーなどもあるようです。お近くの方、是非どうぞ。
今森光彦ワールド
大丸ミュージアム
●2007年10月3日(水)→15日(月)
●会期中無休
●入場時間
午前10時→午後7時30分(午後8時閉場)
※最終日は午後4時30分まで(午後5時閉場)
●入場料<税込>
一般800円(600円)、大高生600円(400円)、中学生以下無料。
※( )内は前売および団体(10名様以上)。およびDAIMARU CARD、大丸ポイント・エクセルカード、大丸友の会カード、ブライダル会員証をお持ちの方。