Googleが提供するサービスの一つに、Googleアラートというものがあります。このブログの読者でもご利用の方がいらっしゃいますが、こういうものです。
Google アラートは、お客様が指定したトピックに一致するニュース記事がオンラインで配信されたときに、メールで送信されます。
Google アラートは、次のようにご利用いただけます。
* 気になるニュースをモニター
* 業界の最新情報を入手
* 最新芸能ニュースやイベント情報をチェック
* スポーツの動向を把握
私もよく利用していますが、次年度の授業にこれを取り入れようかと思案中です。
私の場合には、今のところ落語、世界遺産、SNS、HIV/AIDS、吹田市&岡本太郎という5組。毎日このキーワードに関連するウェブ上の記事が検索され、その結果がメールで通知されます。
私の担当科目の中でも、社会調査法は大変重要なものと(勝手に)考えています。ただ、テキストなりプリントを用いて方法論の説明は出来ても、実際に何かのテーマを設定して参加者自身に調べ物をさせようとすると、いくつかの問題が出てきます。例えば、質問紙の作成やインタビューなどの作業は基本的に授業時間外に取り組むことになります。その時間を確保することがなかなか・・・。
あるいは、他の科目でも同じことですが、調べたことを報告するとしても、結局いくつかのウェブサイトで仕入れたものを適当にコピー&ペーストするという作法は、いまや多くの大学に共通の文化でしょう。ただ、無批判に集めたデータを鵜呑みにされても困ります。それならば、むしろウェブ上の検索データと批判的に付き合う作業も無駄ではないかなと。もっとも、毎日「宿題」のある授業など、誰も受講しないかも知れませんが。
ちなみに、「落語」関連で言うと、今秋に米団治襲名予定の小米朝さんのインタビュー記事は(個人的にはあちこちで聞いていることではありますが)楽しいですよ。ご一読ください。
[聞き書き]落語家 桂小米朝さん
さて、喉の具合はイマイチですが、何とか明日中には風邪を完璧に抜いてしまわないといけません。珍しく早めに風呂にも入ったし、さっさと寝ることにします。