GoogleCalendarをWordPressで表示

 私自身の予定表は、GoogleCalendarを利用しています。何しろ手帳を持たない人なので、仕事も遊びも全部入れ込んでいます。これまではWordPressのページに直接GoogleCalendarのhtmlを埋め込んで表示させていました。ただ、小さなモニターでは表示が途切れたりして、いささか使い勝手が悪いのです。今回、wpng-calendarというpluginを入れてみました。これは、GoogleCalendarのfeedを取得してサイドバーやページに表示するというもの。さっそく、これまでの「予定表」をこのpluginを用いて修正してみました。いろんな用途に使えそうですね。

 このpluginの使用に当たっては、当然のことながらGoogleCalendarの利用が前提です。その上で、導入の手順は、

  1. まずは、Google GDATA API key を入手する
  2. 解凍したpluginをfolderごとアップロード
  3. 管理画面からpluginを有効化
  4. pluginの管理画面で、上で入手したGDATA API key を記入
  5. 同じように、表示するGoogle calendar のfeedを記入
  6. ページを使って表示するには、ページを新規作成し、「カスタムフィールド」の「キー」に show-wpng-calendar 、「値」には表示させたい週の数を入れる
  7. ウィジェットを利用する場合には、タイトルと表示するイベントの数を入れる

 Google GDATA API key の入手については、上記サイトにリンクがはってあります。自分のサイト名を記入してボタンを押せばすぐに発行されます。またCalendarのfeedですが、「basicではなくfullで」という注意書きがあります。GoogleCalendarで取得したfeedをペーストすると、最後が/public/basic と記述されていましたので、public/full と変更しました。
 ただ、私の場合にはこれまで愛用してきた random image とぶつかるようなので、こちらは一旦外しました。多分、いろんな利用法が考えられるのでしょうね。しばらく使ってみます。
【追記】
 オリジナルでは曜日などが英語表記なので、日本語表記にしてみたいと。本体のwpng-calendar.phpを眺めてみると、dateについてはdate.jsというスクリプトが使用されています。そこで、Datejsというサイトへ行ってみると、150を越える言語に対応しているとのこと。早速、日本語ファイルをダウンロードしました。このファイルをpluginのjsフォルダに入れ、wpng-calendar.phpの該当部分を書き換えました(220行目あたり)。

// Add the DateJS file			
			wp_enqueue_script('date-js', get_bloginfo('wpurl') . '/wp-content/plugins/wpng-calendar/js/date-ja-JP.js', null, 'alpha-1');

これで、だいぶ見やすくなりました。 😀
【さらに追記】
 公開日時の旧暦欄に雨水と表示されています。立春と啓蟄の間なのですね、ずいぶんと春が近づいた印象を受けます。それに、お天気アイコンに雪だるまがないのも久しぶりのような気がします。 😛
【さらにさらに追記】
 予定表に表示されたイベントをクリックすると、詳細情報が表示されます。場所を示すmapをクリックすると、デフォルトでは(当たり前ながら)本家版のmapsになるのですね。これを、ローカルに入れ替えました。
 pluginフォルダ内のjsフォルダ内にあるfunctions.jsの記述を変更しました。

locMapAnchor.setAttribute('href','http://maps.google.com/maps?hl=en&q=' + locString);

これを、

locMapAnchor.setAttribute('href','http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&q=' + locString);

このように修正、さらに使いやすくなりました。

投稿者: myon

このブログの管理人は,京都の下町に住み,大阪の女子大に勤務するお気楽オジサンです.通勤車内の読書記録・上方落語鑑賞メモ・料理食べたり作ったり・同居猫ココの日常などを主なコンテンツとしています.