9月2日(火)〜4日(木)、卒業研究合宿で蓼科へ行ってきました。前任校の時代には蓼科・三井の森にセミナーハウスがあってゼミ合宿や家族旅行でよく利用したのですが、その同じ三井の森にある蓼科ポニー牧場が今回の舞台。蓼科の爽やかな風の中で馬と(イヌと)触れ合うゆったりとした時間、参加した学生諸君は流動的なプログラムに柔軟に反応してくれて、十分に満足してくれた様子。圧倒的なコミュニケーション能力を発揮するスタッフのおかげで、教室では窺い知れない彼女たちの素顔(の一部)に出会うことができ、充実した3日間となりました。
ポニー牧場から徒歩数分のところに、蓼科ハーバルノート・シンプルズがあります。ハーブの世界では知らない人がいないくらいにカリスマ的な存在とのことですが、もちろん私はそんなことは知りません。しかし、sampe氏の勧めるままに立ち寄ったその場所は、先日観た映画・西の魔女が死んだの世界そのまんま。開拓農家の住まいであったその建物と敷地内にあるハーブ園は、厳しくも温かい(であろう)蓼科の自然をいい塩梅に表象しています。ひっきりなしに訪れる観光客の存在など無視しながら徘徊する2匹の猫を見ていると、周囲の音が全て消えてしまいそう。店内で調理に使う数種類のハーブを購入した後は、ベンチに座って映像的な光景を味わっておりました。合宿ではありましたが、非常に良質の旅を終えたような気持ちで帰宅することが出来ました。